続・とりあえずの映画鑑賞メモ

包帯クラブ(2007)

“包帯一本巻いて世界が変わったら、めっけもんやん…『永遠の仔』の天童荒太の同名ベストセラーを「誰も知らない」の柳楽優弥と「わたしのグランパ」の石原さとみ主演で映画化。他者の痛みを知ることをはじめた始めた高校生たちの物語”

今日も大森に寄ってからの映画館行き、急げば日比谷のシャンテシネで19:35から始まる「オフサイド・ガールズ」も間に合いそうな気もしましまが、またまたぶりかえした暑さで、あわてて動くというのもきついので、余裕で20:30からのこの作品にしました、品川なら帰りも楽だし。

日曜日の夜のシネコンにしては人が多いな、と思ったら明日は祝日なんですね、といってもこの作品は空いてました、でも、上映館が、この回だけプレミアム館だったのはラッキーだったかも、通常はシネマ9での上映で、プレミアム館は割引なしの2500円なんですよ、少し前に観た「ベクシル」もやはり最終回だけプレミアム館で、劇場の都合での変更は通常料金でプレミアム館に入れるのですごく得した気分でしたok

なんて、前置きが長くなってしまいましたが、感想は…最初のうちは、包帯クラブに懐疑的だった他のメンバーと同じく、観ている側も、そんなもんで世界が変わるわけないやん、とか、なんか“青くさい”設定だな、なんて思いましたが、話が進むにつれて、家族、友人のみならず、ネットでの人間関係など色々と考えさせられることが多くて、登場人物は若者たちがメインでしたが、年齢に関係なくあらゆる世代に通じるものがあるのではと思いました。

そのままポストカードになりそうな美しいショットが多かったのもよかったです、高崎出身の方は必見と言いたいくらい、高崎市内のあちこちが映されていて、羨ましかったです、新潟が舞台の映画も何本か観たことがありますが、ここまでたっぷり風景が映し出されたことはないので。

それにしても、堤幸彦監督の“守備範囲”の広さには驚きです、原作は読んでないので、どの程度の脚色があるのかはわかりませんが、たぶん作者の伝えたいことを、うまく映画的にしたのでは?

家族関係など、もっと踏み込めそうな気もしましたが、欲張らずに、傷ついた若者たちの心の修復に集約させたことで、観る側も素直に受け入れられたような気もしました。

品川プリンスシネマ10 20:30~観客人程/96席
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