続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ワンダー 君は太陽」(2017米/キノフィルムズ)

《全世界800万部突破のベストセラー小説を、『ルーム』で話題となった子役ジェイコブ・トレンブレイ主演で映画化。遺伝子疾患により人とは異なる顔で生まれてきた少年が、家族と共に困難に立ち向かっていく姿を描く。『エリン・ブロコビッチ』のジュリア・ロバーツ、『ミッドナイト・イン・パリ』のオーウェン・ウィルソンが少年の両親を熱演。》

これはトリーチャー・コリンズ症候群という遺伝子疾患の少年が主人公で、予告編の感じから観るのをためらうようなところもあったけど、いい意味で裏切られたというか、その少年だけでなく、姉や友人たちそれぞれの事情も丁寧に描かれているので観る人それぞれが誰かしらに感情移入できるところがあって、胸に刺さる台詞だらけだった、校長先生の言葉にもじーん。

少年の両親役のジュリア・ロバーツとオーウェン・ウィルソンも魅力的で、子役の少年たちも素晴らしかった、姉とその友人とのやりとりにも感動。

デリケートなテーマなので観るのを迷っているとしたら、是非!

というか、“デリケートなテーマ”と思い込んでいた自分にハッとしたところもあって人との違いを特別視するのではなく、“見た目は変えられないけど見る目は変えられる”というメッセージが素直に伝わってくる作品だった。

監督が大好きな「ウォールフラワー」のスティーヴン・チョボスキー監督とわかって嬉しくなった、これからも注目していきたい。

あらすじ
遺伝子の疾患により、人と違う顔を持って生まれてきた10歳の少年オギー。幼い頃から母のイザベルと自宅学習をしてきたが、小学校5年生にして初めて学校へ通うことになる。クラスメイトと仲良くなりたい彼の思いとは裏腹に、周囲からは避けられてしまい……


原題 WONDER

113分

監督
スティーヴン・チョボスキー

キャスト
ジュリア・ロバーツ
ジェイコブ・トレンブレイ
オーウェン・ウィルソン
マンディ・パティンキン
ダヴィード・ディグス
イザベラ・ヴィドヴィッチ
ダニエル・ローズ・ラッセル
ナジ・ジーター
ノア・ジュープ
ミリー・デイビス
ブライス・ゲイサー
エル・マッキノン

T・ジョイPRINCE品川2 14:10~観客15人程/190席




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