続・とりあえずの映画鑑賞メモ

おくにことばで語る 今、むかしPart IV

“今、何故か「おくにことば」が新鮮です!”

これは映画ではなく舞台での“語り”です、でPart IVということはこれまでにも何回かあったということですが、知りませんでした、今回は新潟弁での語りもあったので誘って頂いたわけですが、お目当てはもちろん、新潟出身の野沢由香里さんです

ということで、今日は夜はお姑さまの様子見はスキップすることにして、まずはお姑さまの妹の様子見をして目黒から新宿に向かいました

全労済ホールは初めてですが、新宿南口から歩いてもそれほどかからずに行けるので便利かも、早めに着いたので周りをうろうろしていたら、噂のコクーンタワーが見えました、寒いので、すぐに戻りましたが

で、いよいよ始まりです、まずは青森、新潟、名古屋、京都、熊本に沖縄、それぞれの放言でリレー形式で語る「花咲かじいさん」…同じお話でもこんなに違うのかってくらいそれぞれ味があって楽しかったです♪

“歌人・石川啄木が「故郷の なまりなつかし停車場の 人ごみの中に そを聞きにゆく」と歌ったように、「おくにことば」には人の心を引き付け動かす強い力がこもっているようです”と解説にも書いてありましたが、確かに、ひきつけられるものがありますよね、自分の出身地の言葉でなくても、方言には何かしら懐かしさがあって、ホッとするというか…。

リレー形式の語りのあとは、「ほらくらべ」(青森)、「化かされた長四郎ぎつね」(新潟)、「石のゆくえ」(名古屋)、「お茶つぼ道中」(京都)、「ねこ岳のはなし」(熊本)、「牛の嫁入り」(沖縄)と続いてそれぞれに楽しかったけど、やはり自分の出身地の言葉で語られる「化かされた長四郎ぎつね」にはドキドキ、新潟の方言といっても場所によってもかなり違うので私の出身地である新潟市内ではもうこれほどの訛りで話す人は少ないだろうなぁ、野沢由香里さんも普段は舞台役者として活躍されているわけで、新潟の方言を話すのは難しかっただろうな、というか、自分の出身地の訛りなんてなんか気恥ずかしいような気もしてましたが、野沢由香里さんの声を通すとあら不思議、耳に心地よい方言で、新潟弁もなかなからと思ったてば

あと、沖縄言葉はさすがに解説がないと難しいかも、と思ったら、アンマーはお母さん、アンバーは娘さん、とかわからない単語が出て来る度に説明してもらえたのでちょっとした沖縄言葉の講座みたいで勉強になりました、チュラカーギーが美人さんで、アシバーって遊び人のことなんだって

最後は、全員集合で観客席も一緒になって「ふるさと」を合唱、お姑さまの様子見の時も部屋でよくこの歌を一緒に歌うので思わず常に持ち歩いているハーモニカを取り出したくなりました(笑)

というわけで、しばし楽しい時間を過ごすことができて満足、満足、ほんねおもっしぇかったて(新潟弁で、“ほんとに面白かったよ”)

全労済ホール/スペース・ゼロ18:30~観客9割程/約400席(?)
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