続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「貌斬り KAOKIRI~戯曲「スタニスラフスキー探偵団」より~」(2015/マコトヤ)

《『シャブ極道』『竜二Forever』の細野辰興監督が手掛けるスキャンダラスなドラマ。1937年、俳優・長谷川一夫が暴漢に襲われ、刃物で顔を切り付けられる事件が発生。この“顔切り事件“を題材にした舞台を劇中劇として描きながら、出演者や演出家らの人間模様を織り交ぜ、映画界のみならず日本社会のいびつな“時代“を大胆に描出する。》

劇中劇が展開される映画はこれまでもあったけど、劇中劇そのものがメインのミステリー仕立てにもなっていてライブビューイングのような臨場感満点、映画館の観客と劇中劇の観客が登場人物たちをはさむサンドイッチ状態のような不思議な感覚の作品だった。

上映終了後にトークショーがあって細野辰興監督さんと一緒に登場した山田キヌヲさんが映画の中よりずっと綺麗で見とれてしまった、知らずに行ったのですごく得した気分!

ストーリー
俳優の長谷川一夫がカミソリで頬を切られたスキャンダラスな事件をモチーフにした舞台。千秋楽の客席は大入り満員だ。しかし開演間近の楽屋は混乱に陥っていた。助監督役の俳優は逃走し、主演女優は降板したいと言い張っている。やがて舞台の幕が上がり……


143分

監督
細野辰興

出演
草野康太
山田キヌヲ
和田光沙
金子鈴幸
森川千有
森谷勇太
向山智成
南久松真奈
日里麻美
嶋崎靖
佐藤みゆき
畑中葉子
木下ほうか

K's cinema 18:10~観客7割程/84席




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