続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「シンバッド 七回目の航海」(1958米/コロムビア)

“人形アニメーターの第一人者レイ・ハリーハウゼンが描く冒険ファンタジーの傑作!…「王者の剣」のネイサン・ジュラン監督が、キース・コルブのシナリオによって作ったアラビアン・ナイトに発想を得る異国的冒険譚”

昔、池袋文芸坐で何度か観たと思っていたけど「シンドバッド虎の目の大冒険」と勘違いで今回が初めてだったので観られてよかった!

“製作者の5カ年間の実験にもとづく、ダイナーメーション手法という新プロセスを使ったトリック撮影が、全編に効果的に使われる”というもので、今のCGとはまた違う迫力に圧倒された!

今年5月に亡くなったレイ・ハリーハウゼン監督の追悼上映という好企画のキネカ大森に感謝。

《バグダッドのシンバッド王子は、婚約者パリサ姫とペルシャに航海中、コロッサ島で1つ目の巨人に追われる 魔法使いソクラを助けてやり、彼の魔法のランプは巨人に奪われてしまったが、ともに逃出すことに成功した。国にカエルト、ソクラはランプ をとりもどすため再び島に行くことを願った。しかし王子がそれを許さなかったため、彼は姫の身体を一寸法師にして、それを元通りにするには、 コロッサ島に住む双頭の鷲の卵の殻が必要だといって船を出すことを求めた。姫を小さい金の箱に入れ、部下のハルハとアリ、牢から出し た暴れ者たちをつれて、王子はソクラといっしょに出発したが…》
製作者チャールズ・シニアの5カ年間の実験にもとづく、ダイナーメーション手法という新プロセスを使ったトリック撮影が、全編に効果的に使われる。
50呎もある巨人、500呎の巨竜等の巨大なものから、一寸法師にされる姫君や、小さなランプの精等の小さな対象までが、登場人物と同一画面に活躍し、剣で闘う骸骨や魔法等の表現にも新機軸がみられる。
出演者は新人カーウィン・マシューズに、「裏窓」のキャスリン・ グラント、「旅券8241の女」のアレック・マンゴー、トーリン・サッチャー、ハロルド・カスケット等。スペインのグラナダ、セヴィラ、 バルセロナ等にロケが行なわれている。


◆CAST
カーウィン・マシューズ、キャスリン・グラント、トリン・サッチャー、アレック・マンゴ

原題:The 7th Voyage of Sinbad

108分

キネカ大森3 15:00~観客10人程/40席



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