心の声とは果たしてどこから聞こえてくるのか…自我とは何だろう…なんか色々考えながら観ているうちに物語に引き込まれてしまいました。
ナレーション嫌いな私ですが、この作品では、その“語り”がキィポイントでもあって、よく考えられた脚本だなと…そして、エマ・トンプソンやダスティン・ホフマンなどの芸達者なキャストに加えて主人公のクリック役のウィル・フェレルが良かったです。
日本ではあまりなじみがありませんが、「奥様は魔女」での旦那さん役や、あと「プロデューサーズ」でのハイテンションな演技で、顔を覚えた人も多いと思いますが、今回は堂々の主演で、押さえ気味の演技ながらいい味を出していました。
ショコラに被るような“クッキーの効用”も効果的で、普通に甘いラブストーリーとして観ても面白いかも(^-^)b
みゆき座19:50~観客7割程/183席
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