続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「SAINT LAURENT/サンローラン」(2014仏/ギャガ)

“20世紀のファッション界をリードし“モードの帝王“と称されたイヴ・サン=ローランの人生を、『メゾン ある娼館の記憶』のベルトラン・ボネロ監督が映画化。自身のブランドを立ち上げた1960年から70年代に焦点を当て、輝かしい黄金期の裏側のドラマに迫る。サン=ローランを『ハンニバル・ライジング』のギャスパー・ウリエルが演じる”

去年観た「イヴ・サンローラン」のピェール・ニネもよかったけど、本作でのギャスパー・ウリエルを観てしまうと、もう彼しか考えられないというか、ギャスパーの吸い込まれそうな瞳やモデル体型に惚れ惚れ、彼を観ているだけでも2時間半があっという間だった。

イヴ・サンローラン財団の協力を得られなかったのでほとんどを何もないところから作ったという、サンローランの伝説のコレクションの数々も圧巻、まるでスクリーンがそのまま“イヴ・サンローラン美術館”になったみたいなアクセサリーや美術品などにも圧倒された。

サンローランの晩年を演じたのが、あのヴィスコンティ映画のヘルムート・バーガーというのも収穫だったけど、すっかり若い頃の面影がなくなっていて残念、体格的にも、いっそジェレミー・アイアンズにしてもらえたらなんて思ったのは最後の方で私の大大大好きな「Mバタフライ」を思い出させるオペラが流れたからかも。

ストーリー
イヴ・サンローランはアンディ・ウォーホルから、“僕たちは20世紀後半の2大アーティストだ“と称えられるが、新しいデザインを生み出すプレッシャーに苦しんでいた。女性との刹那的快楽を追い求めるうちに、彼はデザイン画を1枚も描けなくなってしまう。


原題 SAINT LAURENT

151分

R15+

監督
ベルトラン・ボネロ

出演
ギャスパー・ウリエル
ジェレミー・レニエ
ルイ・ガレル
レア・セドゥ
アミーラ・カサール
エイメリン・バラデ
ミシャ・レスコー
ヘルムート・バーガー
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
ヴァレリー・ドンゼッリ
ジャスミン・トリンカ
ドミニク・サンダ

TOHOシネマズシャンテ3 15:25~観客6割程/190席





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