これは大好きな映画になりそう。
ボブ・ディランが憧れたというディヴ・ヴァン・ロンクの1週間の物語なんだけど彼の視線の先に絶えず虎猫がいてツボ過ぎ!
ルーウィン役のオスカー・アイザックの吹替えなしの演奏や歌声も本物感が溢れていてずっと聴いていたかったほど。
うかつにもコーエン兄弟の作品とは知らずに観たのでエンドロールで知ってビックリ、コーエン兄弟作品にしては珍しく事件性のない実録ものだったけど、テーマを語らない映像重視の演出や、乾いたユーモアの面白さはさすがで、何度も観たくなる面白さだった。
《60年代の冬のニューヨーク。シンガーソングライターのルーウィンは、ライブハウスで歌い続けながらも、なかなか売れることができずにいた。音楽で食べていくことをあきらめかけていたが、それでも友人たちの助けを借り、なんとか日々を送っていく》
「ロビン・フッド」「ドライヴ」などに出演したオスカー・アイザックがルーウィン役を演じ、歌声も披露。音楽に「オー・ブラザー!」「クレイジー・ハート」のT=ボーン・バーネット。
◆キャスト
オスカー・アイザック, キャリー・マリガン, ジョン・グッドマン, ギャレット・ヘドランド, F・マーレイ・エイブラハム
原題:Inside Llewyn Davis
104分
TOHOシネマズシャンテ3 18:55~観客4割程/190席
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