これは、浅野忠信さん、宮沢りえさん、松重豊さんなどなどベテラン俳優さんたち勢揃いの割にはひっそり公開というかあまり宣伝も目にしてなかったけど、マッカーサー率いるGHQの占領下で錯綜する重厚なドラマで、作品に込められた作り手の主義主張や思想的なことはともかく、今の日本に繋がる土台になった話と思うと興味深いものがあった。
とは言っても、正直なところ苦手ジャンルなので内容的にはあまり頭に入ってこなかったけど、白洲次郎役の浅野忠信さんのちゃめっ気ある演技と吉田茂役の小林薫さんのなりきりが見事でなんとか最後まで観ることができた、出番は少ないのに印象的だった野間口徹さんの役どころにも注目!
あらすじ
1945年、日本は第2次世界大戦の終戦後に、連合国最高司令官・マッカーサー率いる“GHQ”の占領下に置かれた。外務大臣の吉田茂は再出発のため、旧知の仲であった白洲次郎を呼び出す。吉田は日本の独立回復のため、白洲をGHQとの交渉役に任命し……
127分
監督
伊藤俊也
キャスト
浅野忠信
宮沢りえ
小林薫
アダム・テンプラー
ロバート・D・ヒース・Jr.
ベネディクト・セバスチャン
柄本明
渡辺大
松重豊
伊武雅刀
佐野史郎
石橋蓮司
大鶴義丹
青木崇高
浅田美代子
梅宮万紗子
野間口徹
奥田英二
TOHOシネマズシャンテ19:00~観客40人程/224席
