続・とりあえずの映画鑑賞メモ

千年の祈り(2007日=米/東京テアトル)

“ぎこちないけど、いちばんあたたかい…北京生まれのイーユン・リーが渡米して英語で書き上げ世界的ベストセラーとなった同名短編集を「スモーク」のウェイン・ワン監督が映画化した感動ドラマ”

《アメリカで一人暮らしをする中国人女性と北京からやって来た彼女の父親が、家族ゆえのわだかまりと絆を抱えて繰り広げるぎこちないコミュニケーションの行方をしみじみとしたタッチで描き出す》

今日は土曜日なので秋津でお姑さまの妹、大森でお姑さまの様子見をしてからキネカ大森に向かいました

昨日あたりから公開の映画もいろいろあって迷うところでしたが、この作品が本日より1週間限定上映になるので観逃した自分にはありがたい限り、早速観てみました、これはよかったです、静かな映画なのに見える物が饒舌に語っていたというか、父と娘、他人同士の関わりなど色々な想いがずしんと伝わってきました

私は父が小さい頃にいなくなったので父との関わりには疎いけど、母に置き換えてみるとヒロインの気持ちもよくわかるんですよね。
でも、この年になって思うのは、親の想いに少しだけでも歩み寄る気持ちがあれば余計なわだかまりも感じずに済んだのに…なんて、それは年を取ったから思えることで若い頃にはなかなか難しいことですよね。
父との“わだかまり”を感じて頑なに世界を狭くしている娘の不自由さに比べて娘への想いがぶれることのない父親の自由なこと!そんなことも感じさせられて感慨深かったです

原題:A Thousand Years of Good Prayers
キネカ大森3 19:10~観客10人程/40席
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