続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「パリに見出されたピアニスト」(2018仏=ベルギー/東京テアトル)

《『アスファルト』で脚光を浴びた若手ジュール・ベンシェトリが初主演を務める人間ドラマ。ピアニストとしての才能を持つ青年が、ある出会いをきっかけに不遇の人生を抜け出し成長していく姿を描く。名監督の下で経験を積んできた新鋭ルドヴィク・バーナードが監督を務め、ランベール・ウィルソンやクリスティン・スコット・トーマスらが出演。》

終盤の急な展開は不自然過ぎて違和感があったけど、ピアニストの才能を見出されて成長していく若者の姿とピアノを弾く様子に何度も鳥肌が立った。
自分の才能に無自覚な若者を演じたジュール・ベンシェトリの新鮮な演技や、若者を導くことになる音楽ディレクター役のランベール・ウィルソンとピアノ教師役のクリスティン・スコット・トーマスの円熟の演技も印象的だった。

駅ピアノを中心としたパリの風景も見どころ、「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」の旋律にも胸を打たれた、終わってみればこの曲が主役ともいえるかも。

あらすじ
不幸な生い立ちで生きることに精いっぱいの毎日を送るマチュー。夢を抱くこともできない彼にとって唯一の喜びは警察の目を盗みながら、パリの北駅に置かれたピアノを自由に弾くことだった。ある日、いつものように演奏していたマチューにある男性が目をとめる。


原題 AU BOUT DES DOIGTS

105分

監督
ルドヴィク・バーナード

キャスト
ランベール・ウィルソン
クリスティン・スコット・トーマス
ジュール・ベンシェトリ
カリジャ・トゥーレ
エルザ・ルポワーヴル
アンドレ・マルコン
ミシェル・ジョナス
グザヴィエ・グェルフィ
テレスフォール・トゥヌー
ヴァネッサ・ダヴィッド
ミロ・マゼ
ルイーズ・ラベック
ガスパール・メイエル=ショーラン
アレクサンドル・ブリック

T・ジョイPRINCE品川10 13:50~観客40人程/124席




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