続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「若き見知らぬ者たち」(2024日=仏=韓国=香港/クロックワークス)

《「佐々木、イン、マイマイン」が評判を集めた内山拓也監督が日本、フランス、韓国、香港合作で手がけた商業長編デビュー作。彩人役を磯村勇斗、日向役を岸井ゆきの、壮平役を福山翔大、大和役を染谷将太がそれぞれ演じるほか、霧島れいか、滝藤賢一、豊原功補らが脇を固める。》

内山拓也監督作品といえば2020年に観た「佐々木、イン、マイマイン」が妙にあとを引く作品だったので、出だしの作り込まれた部屋の中の描写に早くも引き込まれながらも、続く場面場面が撮るためだけに設定されたように思えて居心地が悪さを感じてしまって今回の作品はちょっと合わなかったけど磯村勇斗くんの岸井ゆきのさん、染谷将太くんなど芸達者なキャストは魅力的!

ヤングケアラーに関しての行政の関与や警官の横暴さを暴く社会的な視線なども欲しかったけど、それがこの作品のテーマではなくて内山監督曰く“観客を信じて余白を残し、映画館から出た後の地続きな道を一緒に並走できるか?”ということで、この問いかけに応えられるようなら観て損はないかも?

余談だけど、座席予約時点で観客が旦那と私だけだったのでいつもなら端を選ぶところを中央の席にしたのに、入場したら高校生らしき男女が同じ並びにいて、男の子の膝の上に女の子が乗っかる感じで2人だけの空間みたいな雰囲気で焦ったので結局距離を置きたくて端の方に移動したけど、それも居心地が悪い原因だったのかも、デートムービーには程遠い内容のこの作品の感想を聞いてみたいものだと思ったのは内緒(^^;

☆あらすじ☆
亡くなった父の借金を返済し、難病を患う母の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働く風間彩人。父の背を追って始めた総合格闘技の選手となった弟の壮平も、借金返済と介護を担いながら、練習に明け暮れる日々を送っている。そんな息の詰まるような日常のなかでも、恋人である日向との小さな幸せを掴みたいという思いが、彩人のかすかな希望だった。しかし、彩人の親友である大和の結婚を祝う幸せな宴会が開かれた夜、思いもよらない暴力によって、彼らのささやかな日常がもろくも奪われてしまう。
※映画.comより

キャスト
磯村勇斗
岸井ゆきの
福山翔大
染谷将太
伊島空
長井短
東龍之介
松田航輝
尾上寛之
カトウシンスケ
ファビオ・ハラダ
大鷹明良
早川
滝藤賢一
豊原功補
霧島れいか

監督
内山拓也

119分

PG12

T・ジョイPRINCE品川1 18:15〜観客4人/119席







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