てっきり“日本一の斬られ役”である福本清三さんを取材したドキュメンタリーだと思っていたので、嬉しい誤算というか、福本さん本人が自分を演じたドラマとなっていて、迫力満点、冒頭のシルエット画像から、姿、たたずまいの美しさに何度も鳥肌が立ってしまった。
“一生懸命やっていれば、どこかで誰かがきっと見ていてくれる”というメッセージにもじーん。
そういえば、映画ランキング10のうち4本も時代劇がランクインしている今、この映画もシネコン上映して多くの人たちに観てほしいかも。
ストーリー
斬られ役一筋の大部屋俳優・香美山清一は駆け出しの女優さつきと出会い、殺陣の真髄を伝える師弟となる。時が経ち、さつき主演の大作時代劇の話が持ち上がる一方、老いた香美山は引退して余生を送っていた。さつきは香美山を訪ねて、復帰を懇願するが……。
監督
落合賢
出演
福本清三
山本千尋
本田博太郎
合田雅吏
峰蘭太郎
栗塚旭
木下通博
柴田善行
多井一晃
中島ボイル
川嶋杏奈
尚玄
中村静香
一瀬秀和
石橋穂乃香
海老瀬はな
萬田久子
小林稔侍
松方弘樹
104分
楽天地シネマズ錦糸町3 17:45～観客人程/152席
