富山の新湊の町と東京の風景が交互に流れて、それがどう繋がっていくのかと先を知りたい気持ちで一気に引き込まれたまま最後まで画面から目が離せなくて、“失ってから気づくことが多過ぎる”ことや、繋がることの大切さに共感、余韻ある終わり方に涙が止まらなくて困った。
豪華すぎるほどのキャストも適材適所で、特に西田敏行さんと柄本明さんの対決は圧巻、新人の高橋ひかるちゃんも可愛かった。
富山湾沿岸に位置する新湊地区で毎年秋に開かれる曳山まつりを、本作のためにゴールデンウィークの3日間にわたって撮影したのだとかで映画的な演出も加わってすごい迫力だった。
新年まだ10日しか経ってないのに、今年、これ以上の映画に何本出会えるか心配。
テレビドラマではベテランの石橋冠監督の映画初監督作品ということで、これからも映画作品に期待したい。
ストーリー
IT関連企業CEOの中原祐馬は何度も着信があった航平を訪ね彼の故郷に向かう。航平は会社を追い出す形で決別してしまったかつての親友だった。ところが彼は病気で亡くなっていた。祐馬は、航平が“曳山につながりたい“と願い死んでいったその想いを知る。
120分
監督
石橋冠
出演
竹野内豊
江口洋介
松坂桃李
優香
小池栄子
高橋ひかる
美保純
市川実日子
立川志の輔
室井滋
柄本明
ビートたけし
西田敏行
品川プリンスシネマ6 15:40~観客3割程/219席
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