《母親に言われるままの大人しい女子高生だったヒロインが、ローラーゲームの世界と出会ったことで、それまでの殻を破って自らの意志で歩み始める姿をさわやかに綴る》
月曜日は例によって早め帰宅目指して有楽町に向かいました
これは「JUNO/ジュノ」のエレン・ペイジ主演ということで楽しみにしていた作品でしたが、思っていたのと少し違ってたかも…でも、主題がぶれてなくて最後にはじんわりほろり、なんか胸が熱くなってしまいました
思っていたのとは少し違ったというのは、てっきり少女ローラーガールズたちの話かと思ったら、けっこう“お年”なお姉さんたちのチームだったので(笑)
そのチームに年齢を偽って入り込むわけですが、この映画の監督も務めたドリュー・バリモアもチームの一員役で、しっかり目立ってました(笑)
キャスト的にはヒロイン役のエレン・ペイジが相変わらずの上手さでよかったけど、娘の幸せのためにと美人コンテスト出場を強いる母親役のマーシャ・ゲイ・ハーデンが素晴らしかったです
エンドロールで主要キャストの顔と名前の紹介フイルムが流れたのもポイント高いかも、監督が俳優さんを大切にしているようでこんなエンドロールは好きなんですよね
カットがぶつ切りな感じだったり、ちょっと粗い感じもしましたが、ドリュー・バリモアの初監督作品ということですが次回作も楽しみです
この映画が始まったことで、TOHOシネマズシャンテは、3館とも主人公が十代の映画が並びましたが、どれも応援したくなるようなヒロイン像で、いいラインナップだなと思いました。
TOHOシネマズシャンテ2 15:50~観客4割程/204席
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