「警官の血」(2022韓国/クロックワークス)

《佐々木譲の同名警察小説を韓国で映画化し、警察組織の闇を描いたクライムサスペンス。汚職刑事ガンユンを「お嬢さん」のチョ・ジヌン、新人刑事ミンジェを「パラサイト　半地下の家族」のチェ・ウシクが演じ、「The Witch 魔女」のパク・ヒスン、「ファイティン！」のクォン・ユル、ドラマ「愛の不時着」のパク・ミョンフンが共演。監督は「カエル少年失踪殺人事件」のイ・ギュマン。》

途中ちょっと人間関係がわかりづらくてついていけなかったりしたけど、韓国映画お得意の警察組織の闇が描かれていて面白かった、実際に船で撮ったという船上シーンも見どころ！

清濁を併せ呑むベテラン刑事と、正義を求める新人刑事の組み合わせとか、まるで「孤狼の血」を思わせるので邦題もそこに寄せてあるのかと思ったら同名タイトルの日本の小説が元になっているとわかってなるほど！

原作の方は三世代にわかる警察一家の壮大な物語を3代目の警官に焦点を当てたところも良かったかも、演じたチェ・ウシクさんもよかった。

☆あらすじ☆

高い検挙率を誇る広域捜査隊の敏腕刑事パク・ガンユンが、警官殺害事件の黒幕として浮上した。警官だった父が殉職した過去を持つ新人刑事チェ・ミンジェは、ガンユンの内偵調査を命じられ、ガンユンと組んで動くことに。ガンユンとミンジェは新種の麻薬捜査に乗り出すが、その過程でガンユンは越えてはならない一線を越えてしまう。違法捜査を繰り返すガンユンの隣で正義とは何かを追い求めるミンジェは、警察内部の秘密組織とその裏に隠された不正行為、そして父の死の真相に迫るが……。

※映画.comより

キャスト

チョ・ジヌン

チェ・ウシク

パク・ヒスン

クォン・ユル

パク・ミョンフン

監督

イ・ギュマン

原題 The Policeman’s Lineage

119分

PG12

T・ジョイPRINCE品川4 16:00〜観客10人程/119席