続・とりあえずの映画鑑賞メモ

カサノバ(2005米)

“恋に生き、愛に殉じ、生涯‘恋愛至上主義’を貫いた男”

ちょうど「リバティーン」と同じ頃からこの映画の予告編が始まって、自分的には、どちらかといえば、カサノバ役はジョニーデップで「リバティーン」の方をヒース・レジャーが演じた方が良かったのでは?なんて思ってしまいましたが…うん、やっぱり、というかどちらもジョニー・デップなら間違いなかったかも、なんて…ヒース・レジャーも嫌いじゃありませんが“ドン・ファン”な役を演じるには少し重いというか、なんか監督さんのヒースへのこだわりを感じなかったというか…。

などと考えながらも、ため息が出そうなほど豪華なセットや衣装、撮影も美しくて、監督さんは誰だろうと思ったらなんとラッセ・ハルストレムだったんですね。

なるほど、だからこんなに贅沢な映画が撮れたのかもとか思いながらも、音楽も騒々しいほどにこれでもかこれでもかと鳴り響いていてちょっと邪魔だったというか…やはり彼には「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」みたいな、どちらかというと内面的な世界を丁寧に描いた小品を撮って欲しいと思いました、ジェレミー・アイアンズもなんだか変だったし…って、まあ、今回はコメディ狙いで撮った作品のようなので、そういう意味では色々と見所はありそうだし、かなりぜいたくな選曲なのでサントラも欲しかったりしますが(^^;
シネセゾン渋谷19:00~観客15人程/221席
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