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新星空の友

リゲル伴星とトラペジウム八重星も撮影して載せました(追加有)

 オリオン座リゲル伴星とトラペジウム八重星も撮影して載せました。
 1月23日曇りのち午後から雨。昨日(1/22)、シリウス伴星観察・撮影の前に20cmドブソニアン望遠鏡でリゲル伴星とトラペジウムも観察・撮影しました。
 昨日の夜は快晴で風もなく、絶好の観察・撮影日でした。オリオン座左側の天の川も薄っすらと観えました。光害の自宅でも年間に数回天の川が観える日があります。
 リゲル伴星はシリウス伴星撮影の前の腕試しで観察・撮影しました。倍率×120倍で伴星が観察できました。
 トラペジウムは昨年撮影できました八重星をもう一度撮影すること、光度11等のE・F星を分離撮影することを目的に撮影することにしました。
 トラペジウムはパソコンモニターでチェックしますと、E・F星まで映っていることが判りました。15等星はモニター上では判りませんでした。
 本日(1/23)、ソフト現像処理しました。
 トラペジウムは八重星まで浮き出てきました。写真をよくチェックしますと、トラペジウムの台形の中に15等よりもっと暗い星が写っていました。初めノイズかな、と思いましたが、昨年撮影の写真にも淡く写っていることから暗い星であることが判りました。
 トラペジウムは八重星よりも多い星の多重星であるようです。詳しい文献やネット情報が見つかりません。多分八重星よりも多い多重星だと思われます。

 撮影した写真4コマを添付します。

 ---追加---

 トラペジウムをネット情報検索して説明文章の中に記載が見つかりました。トラペジウム台形の中に約300個の星が宇宙塵に隠されていて散開星団の一種だそうです。
 アマチュア向け口径20cmクラスの望遠鏡では六重星や八重星として観察・撮影されるということです。(1/24追記)

①リゲル主星と伴星

2022年1月22日21時16分~17分
露出12.8ms×250/500フレーム×5コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC
IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影 
RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 気温1℃
上が北 キャプチャエリア544×548

②トラペジウム八重星
2022年1月22日21時34分~35分
露出0.2秒×150/300フレーム×2コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC
IR/UVカットフィルター GAIN350 動画撮影 
RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 キャプチャエリア544×548
※台形の中に15等星より暗い星2個写っています。
 (拡大しますと、よく判ります)

③トラペジウムE・F星の分離(点像)撮影
2022年1月22日21時37分~38分
露出80ms×50/300フレーム×2コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC
IR/UVカットフィルター GAIN350 動画撮影 
RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 キャプチャエリア544×548

④パソコンモニターに映るトラペジウム

E・F星(光度11等)も映っています。

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