土曜日の夜は
気になっていた
JOKERを。
息をのみ
吸い込まれるように
観ていた
現実の世界と
通じるものがあり、
細かい説明がなく
進むストーリーなので
頭の中で
ぐるぐると
いろいろなことを
考えながら
些細な
ボタンのかけ違いから
追いつめられ
壊れていく…
社会を動かす
権力者たちに
追いつめられる
社会的に
弱い立場の人たち
傷つけられる心
削られる良心
蓄積する不満
誰もが
心にナイフを
包み隠している
傷つけられ
踏みにじられ
闇に落ちていく
絶望
希望を失った心は
行き場をなくし
冷たくなっていく
限界を超える
剥き出しになる
心のナイフ
その瞬間
今見ているこれが
現実ではないか
そのくらいの
吸い込まれる演技
JOKERの
せつない笑い声
痛み
涙
心のナイフを
覆い隠そうと
するオブラートのよう
仮面をかぶり
心に秘めたナイフを
ふりかざす
街に溢れる仮面
テレビに映る
香港の光景に
似ていた
明るい未来って
誰もがつかめる
ものじゃないのか？
自由って？
しあわせって？
お金でしか
しあわせって
手にできないのか？
働く喜び
奪われる苦痛
夢を見る喜び
奪われる苦痛
どこへ向かえばいい？
心の声に
耳をすませて
見えない
心の傷を
感じることはできる？
お金で手に入れた
見せかけのしあわせで
何ができる？
心の居場所がある？
痛みに寄り添える？
いろいろ
考えさせられる
作品だった
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日曜は朝から
陸自伊丹駐屯地にて
行われた
中部方面隊
創隊59周年記念事業に
ふだん見られない
特殊車両が
いっぱい
こういうの好き
お初！
思っていたより
乗り心地がよく
テンション上がった。
日々訓練を重ね
私たち一般市民を
守ってくださっている
いちばん身近な
陸上自衛隊
隣国との
ギスギスした関係
JOKERのように
行き場をなくし
追いつめられ
この陸自が前に
出る時が来ないことを
心から願う
武器を使う必要がない
それがいちばん
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いろいろ考える
濃い休日だった。
