「筑波山神社」へ初詣と、天狗党
初詣の方がたくさんいらっしゃいますので、ちょっと不自然なアングルで失礼致します。
拝殿にも無事に到着。
今回は初詣とともに、天狗党に関する記念碑等を捜索するのが目的です。
石碑は一段と高い所にあり、苔が付いていることもあって文章の全ては読めませんでした。
でも確かに「田丸稲之右衛門」等が見てとれます。
駐車場の辺りにあるとだけ聞いていたので、なかなか探せなかったのですが、今回とうとう巡り会いました。警備の方々や神社のスタッフの方、本当にありがとうございました!
人々の行き交う大通りを少し逸れ、遥か扇で射す方角は、西上勢が目指した京の都でしょうか。それとも最期の地となった敦賀でしょうか・・。
場所はこの階段の上になります。
目の前のお店で「天狗まんじゅう」を売っています。
箱にあったイラストは筑波のお山の天狗さんに見えましたが、お店の方にどちらの天狗かお聞きしたら「天狗党の」と言って下さって、嬉しかったです
急な坂道をかなり歩くので、甘いおまんじゅうは本当にアリガタイこし餡でしたよ。
「筑波山大御堂」
現在、筑波山神社拝殿がある場所には、筑波山寺(のち「知足院中善寺」)がありました。明治になり廃仏毀釈により壊されると、跡地に筑波山神社拝殿が建てられ、昭和35年には、「知足院中善寺」の名跡を継ぐ「大御堂」が筑波山神社の南隣に再建されました。坂東三十三観音の第二十五番札所。
※注) 筑波山で天狗党が挙兵するに当たり本陣にしていた「知足院中善寺大御堂」の場所は、本等見ると現在の「筑波山神社拝殿」なのですが、現地の観光ボランティアさんの説明によると藤田小四郎像に向かって左側に当たるそうです。もう少し確認してみます。 (H28,3月記)
暖かい日が続いたせいか、紅梅が咲き始めていました。
(おまけ)
道々で「平沢官衙遺跡」を見つけました。
駐車場に留めて場所に向かう間に、どんどん日が暮れて行きました。
そうなのです。拝殿から山頂の本殿を遥拝するという形という事でした。山頂まで行き、本殿を参拝できたら最高なのですが、私はもっとお年なのでご勘弁頂きました。
平沢官衙遺跡は、話には聞いていたのですが行く事は無く、今回初めて見ました。「常陸風土記」の時代の遺跡を復元したものなのですね!
初めて夕陽と競争しましたよ
筑波山神社へ参拝に行かれたんですね。
僕は、毎年、正月に筑波山神社を参拝し、筑波山神社から徒歩で山頂の女峰と男峰にある本殿を参拝していました。
しかし、昨年から行っていません。山頂までの登山が、かなりきつくなってきました。歳ですね。
中腹の筑波山神社は、拝殿しかありません。山そのものが御神体なので、拝む建物しかないのです。本殿は、山頂に2つあります。
平沢官衙遺跡、何度か行った事がありますよ。