2015年、夏。潮来市内3ヶ所に、水戸天狗党に参加した潮来出身者の慰霊・顕彰碑などが建立されました。
潮来出身の殉難者のお名前が刻まれています。「潮来出身」とした為、「潮来勢」の殉難者全てではありません。
場所は、潮来市 天王台下。潮来第一中学校の入口になります。
「潮来鎮台(陣屋)跡記念碑」
場所: 潮来市 弁天山下
潮来陣屋は、元治元年(1864年)武田正生(耕雲斎)の提言で潮来郷校や鹿島神宮などに参集した尊王攘夷派を鎮圧するため、弁天山に建設したものである。しかし、この目的とは反対に尊王攘夷過激派の拠点と化し、元治甲子の争乱で、幕府掃討軍の麻生藩兵によって焼き打ちにされた。(潮来市HPより)
元治甲子元年 二月構築着工
九月焼失
天狗党分派勢は鹿島へ終結したものの横浜へは向かえず、周辺諸藩兵と戦いつつ内陸へ向かい、麻生藩内にて全滅。延方郷校・潮来郷校・潮来陣屋はその道々で焼き討ちされてしまいました。
「吉田松陰 宮本茶村を訪う記念碑」
場所: 潮来市 宮本茶村墓地内(「淨国寺」西側)
詳しくは、カテゴリー「潮来・茨城の歴史」へ
年表・・「戊辰前夜」
聞いた話ですが、山頂にも以前に建てた記念碑があるようです。ただ管理されていないので見つけ辛いかもしれません。
新しく建てられた「潮来鎮台(陣屋)跡記念碑」は、山裾に民家が並んで建っている細い(!)道沿いの奥にあります。
通り抜けると、ガソリンスタンドのある交差点の道に繋がります。
かなり細い道を行く事になりますので車の場合はお気をつけ下さい。
敷地はある程度広さがあります。
お手間は掛かりますが、またトライしてみて下さい!