さて。感想です。
まずは優秀校から。
栃木県 県立栃木高等学校 「塩原町長選挙」
何がすごいって、大道具が無いんです。
それは番組中のインタビューでも聞かれていましたが、「場面転換が多いので、人の配置で場面を現していった」。
私が感心したのは、人の配置というより照明の使い方。
端役を照明ぎりぎりのところに座らせて、動作は見えても顔は見えないという演出も天晴れでした。
そして、その場の雰囲気がガラッと変わる所とか、元気さ!
ちょっと「ウォーターボーイズ」を思い出しました!
そう言えば男子校・・楽しい劇でしたv
静岡県 県立富士高等学校 「紙屋悦子の青春」
こちらは戦争中のお話です。
「あら」と思ったのは食べ物が本物だった事。
プロのお芝居でも、お茶碗で食べる真似だけするくらい、舞台上での本当の食事は難しい事です。
食べやすいように一口大に作られた「おはぎ」でしたが、セリフも言いつつ芝居もしつつ・・ああ大変。
全国大会ではちょっと大きめだったとかで、なかなか飲み込めず「本当に」大変だったらしいですよ。
相手役の生徒さんは「時間が・・」そう、お約束の時間は1時間以内!
・・そこはとにかくなんとかなったようですね。
そして、何より時代考証、というのでしょうか?
その時代の若者をその時代らしく演じていたというのが見事でした!
座った状態でお辞儀をする時は、座布団を外し、三つ指ついてするんですよ!
本当に戦争に行った事のあるお年寄りに話を聞きに行ったりしたらしいですが、そのお年寄りも喜んでいらっしゃるに違いありません!
大阪府 追手門学院大手前高等学校 「あげとーふ」
何て言うか・・この学校自体のレベルが高いと思う!
ちゃんと英語に聞こえる英語を話せる男子生徒と、棒を使った殺陣をしたりトンボをきるような男子生徒が同じ部活動をしているんですよ?
しかも、殺陣を指導した人は顧問の先生の知り合いって・・。
娘と二人で「ずるいよねー」とか思わず言ってしまいました(笑)
この学校ですごかったのは、大阪という土地柄(!)でしょうか。
「毎回内容を変えろ、と言われて、先生が笑ったネタだけ使った」とかで、100回くらい違う事をしたらしいですよ。さすが大阪!
そして、一人だけ、毛色の違ったキャストがいるのですが、これがまた見事!
この「役」を書き入れた作者も見事!
そして最優秀校です!
岐阜県 県立岐阜農林高等学校 「躾〜モウと暮らした50日」
ただただ感動です!
娘と二人、ティッシュの箱を渡し合いながら、ぼろぼろ泣きましたよ!
「山田」という女子生徒が、サボりまくった農業高校を卒業する為に担当する事になった牛との「50日間」のお話なのですが・・。
何故「50日」なのか。
乳牛は「牝牛」ですよね。でも「雄牛」も生まれてきます。
そう、「モウ」は雄牛なのです。
だんだん一生懸命になっていく「山田さん」を見ていると、「もしかしたら大丈夫かも・・」なんて思えてくるのですが、無常にも「その日」はやって来ます。
書いてみると、こんなお話になってしまうのですが・・これは、出来る事なら実際に観て欲しい!!
本当に、素晴らしい「最優秀校」の作品です!!
舞台に立つのは役者ですが、スタッフも同時に芝居をしています。
大会ともなると使い慣れない会場の設備を使う事になる(もちろん、講習は受けるとは思いますが・・)照明・音響を担当した生徒さん達には、本当に拍手を送りたい。
この上位4校は、その後「国立劇場」にて上演!
まるで知らなかったのが悔やまれます!
(もっとも、こちらも大会中だったからなぁ・・)
そんなこんなで県大会まで残りわずか。
みんながんばれーーー!!
全国大会ともなると、さすがレベルの高いものを作ってくるんですね!
すごいなあ~
そして、ぽんたさんのお嬢さんも頑張ってるんですね!青春っていいなあ~
前からお願いしたいってずっと思ってたんですが、リンクを貼らせてもらえないでしょうか。
ブログを開設したのを機に思い切ってお願いに来ました(^.^)
そうなんですよ!全国大会はすごいです!
緊迫感と臨場感と勢いは、高校演劇の醍醐味ですよ!
もう、感動しますよ!!
娘と言えば、緊張とやる気とちょっとお疲れが混ざった状態になって、なおかつ頑張っています。
本当、青春ですよvvv
リンクのお話、ありがとうごさいます!
良いんでしょうか・・こんなブログで・・。
後ほどメール致しますねv
こんな所にすみません。
ぜひぜひ、娘さんと見に来て下さい。
場所がちょっと遠くなりましたが・・・
書き込みありがとうございますv
見てはいるんですが、なんですかねぇ。場所見知りしてしまって足跡残せずにいますです(笑)
もうすぐ公演ですね。
練習ごくろうさまです。
でも、無理だけはしちゃダメですからね!