しばらくお付き合い頂いた「天狗党」ですが、演劇公演までは「敦賀」まで。
公演が終わったら、天狗党とそれに関わった人々の「その後」をいろいろと見てみたいと思います。
今回、切羽詰りながらも「天狗党」と向き合う事が出来、改めて大変な事件だったのだと痛感致しました。
1000名にも上る隊が、暴徒になる事もなく、時に戦場を、時に大雪の中を進んで行く。
それは大将となった武田耕雲斎の真面目で朴訥な人柄故か。
熱い志しの故か。
物心ともに良くして下さった加賀藩の皆さまも、その「人柄」や「志し」に触れたが故の事だったのでしょう。
そんな事をつくづくと考えた10日間でした。
最後になってしまいましたが、講座のご紹介です。
県民大学「鹿行の歴史ー史料から見た天狗騒動」
講師 佐久間好雄先生
私のノートに間違いがないかのチェックと、補足という観点から参考にさせて頂いた書籍
「写真紀行 天狗党追録」(定価3500円+税)
著者 室伏 勇 氏
何度もご紹介している「写真紀行 天狗党追録」は、天狗党の辿った道を同じ時期に訪れ、著者が写真を撮っています。
自動車で舗装道路を行く現代でさえ、困難な山道。
一日一日を記し、どんなにか大変で困難だったか、どれ程の決心を持って前に進んだのか、と思いを馳せていらっしゃいました。
是非、一度ゆっくりと読んで頂きたい大作です。
本当にありがとうございました。
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