5月5日(祝)「第14回CALPISこどもの日全国少年野球教室」が全国一斉に開催されました。
東京・東地区は小学校3年生から6年生まで総勢280名が集まり、江東区夢の島野球場にて
行われました。当日の予報は曇りのち雨。後半は小雨になったものの大盛況のうちに終了しました。
今回の講師の陣容は・・・
バッテリー ~ 土橋正幸 安原達佳 渡辺孝博 醍醐猛男
内野守備 ~ 宮川一彦
外野守備 ~ 島田雄二 長崎慶一
審判 ~ 斎田忠利 田中敏幸
トレーニング兼内野守備 ~ 佐伯勉
この大所帯の野球教室をいかにしてスムースに進行させるかは、最初のウォームアップに
かかっています。ここが締まらないと後々の指導に影響してしまうので、和やかながらも
最後は「気合一発!」の意味でダッシュ系を繰り返して終了。毎度のことながら、300名近い
人数をひとまとめにするのは、当方にも緊張感が走ります。^^;
今回の野球教室では、元横浜ベイスターズ・宮川一彦氏と組んで内野守備を担当しました。
宮川氏は当時無敵を誇った東北福祉大学出身で、チームメイトにはあの大魔神・佐々木、
ドジャース斉藤隆、阪神の金本、矢野といった面々がいます。ベイスターズではサブ的な役割で
98年の日本一に貢献し、現在はベイスターズ関連会社が主催する野球教室
「ジャパン・アスレチック・アカデミー」で講師を務めています。
普段から少年の指導に携わっているだけあり、噛み砕いた表現での分かりやすい指導方法は
私自身も今後の指導に役立つ程の最高のテキストとなりました。
最後は講師全員で打撃部門を担当し、トスを上げながら選手一人ひとりに直接指導。
やはり小学生クラスだと、軸(体幹)、土台(脚腰)ができていないためにバットに振られてしまう
ケースが多く見られました。いくつかピンポイントで指導しましたが、まず、右バッターの場合
・右肩が下がるため顔が上がりやすくなり、バットがスムースに出てこない。
・右脚に体重が残ってしまい、バットが波を打ち、うまく回転できない。
という子が多く、強い打球を打つための解決方法として
・脇を締め最短距離でバットを出し、インパクトから前に大きくフォローを取る。
・左の骨盤に体重を乗せる感じでフォローを取れば自然と重心移動ができてくる。
・インパクト時はボールに当たっているバットの裏側を見るイメージで顔を残す。
というポイントを伝えてから再度トスを行うと、驚いたことに強い打球を打つ子が増えてきました。
今後もプロ野球OBクラブ主催の野球教室が、野球技術を向上させるだけでなく、仲間とともに
笑ったり、スポーツマンシップを学んだりして、将来を担う子供たちが心身ともに健やかに成長する
思い出の一日となれるようプロ野球OB一同、心から願っています。
□■―《 鍼灸スポーツマッサージ 中野坂上 》――――――――――――――
■
| 佐伯トレーナーズ治療院 ← 当院のホームページはこちら
|
| ~ 野球肩・野球肘・腰痛などスポーツ障害でお悩みなら ~
└――――――――――――――――――――――――――――――■□
最新の画像もっと見る
最近の「野球関係」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2018年
人気記事