いまさらだが、今年(2023年)の「新語・流行語大賞」の記事を見ている。
相変わらず、知らない言葉があり、それは「流行語」ではなく、「新語」だと理解している。
そう考えると、ぼくの基準では、「新語」が12個、「流行語」が18個である。
新語と流行語を、一色単に扱うことに異論もあろう。
ぼくもそのひとりだ。
別々のカテゴリーとして、ランキングする方が、スッキリする。
なんで、ごちゃ混ぜにしたんだろう?
まあ、それはさておき。
ノミネート語を見てみると。
「I'm wearing pants!(アイム・ウェアリング・パンツ)」
「憧れるのをやめましょう」
「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」
「新しい戦前」
「アレ(A.R.E.)」
「頂き女子」
「X(エックス)」
「エッフェル姉さん」
「NGリスト/ジャニーズ問題」
「オーバーツーリズム」
「推しの子/アイドル」
「OSO18/アーバンベア」
「蛙化現象」
「5類」
「10円パン」
「スエコザサ」
「性加害」
「生成AI」
「地球沸騰化」
「チャットGPT」
「電動キックボード」
「2024年問題/ライドシェア」
「ひき肉です/ちょんまげ小僧」
「藤井八冠」
「ペッパーミル・パフォーマンス/ラーズ・ヌートバー」
「別班/VIVANT(ヴィヴァン)」
「観る将」
「闇バイト」
「4年ぶり/声出し応援」
「Y2K」
ふむふむ、という感じだ。
この新語・流行語大賞、その言葉の発生時期により、バイアスがかかるように思う。
やっぱり、晩夏から初冬に世間を賑わしたものに、アドバンテージがあるようだ。
それと、発表時期が12月1日なので、12月に盛りあがった言葉は、必然的にリジェクトされる。
今年で言えば、「キックバック」が涙を吞んだ。
夏頃に発覚したら・・・。
もしかしたら大賞だったかも、なんて思ってしまう。
ともあれ、その年の世相を、未来へ残すという意味では、意義深いと考えている。
だからこそ、大晦日まで選考をつづけ、発表は翌年の1月あたりにして欲しい。
その方がスッキリする。
(^_^;)