あの人は…とても優しい
そして、とても寂しがり屋
でも、前に
一緒のゲームをして遊んでる時に
「ずっと一緒に居たい」って話たら
ひどくビックリされ、
「いきなりどうしたの?」
と言われた。
それから距離ができて
お別れの日がきた
お別れも、一方的だった
そんな言われ方に
私は、悲しみより怒りを感じた
それから、たまにログインしているのが見えて
生きてて良かったと思った
別のゲームで似た名前の人を
たくさん見かけた
彼かもしれないと
思ったけど
やっぱり違った。
彼は、私の事を
「愛してる」
と言っていた。
私は、彼の「愛」が分からなかった。
彼のことは好きだった。
でも、理由が分からなかった。
私には、分からない事情で、
理解は出来ないけど、
大事な想いがあるのだと思った。
嘘には思えなかったし、
とても、真摯な気持ちだった。
一方的に縁を切られてからも
なかなか彼のことは忘れられなかった。
そうこうしているうちに
スピリチュアル体質になった。
何度か再会もした。
近くに、彼の気配を感じることもあった。
嬉しかった。
けれど…。
まるで、あまい砂糖菓子で作られたお菓子の家でままごとをするような…壊れやすく脆い関係。
いつもいつも
強い愛してるっていう
メッセージは伝わってる。
異常なほど、私の身体を心配してくれる。
けれど…
こうも聞こえてくる
本当は会いたいけれども
会って嫌われたくない
だから、会いたくない
自分が傷つくのがこわい
気持ちは分かる。
でも、
あなた
私の事すみずみまで、
へたしたら背中のほくろや、
私自身忘れかけている過去のやらかしまで
何でも知ってるくせに
怒りのツボもわかるはず
私が怒ったのは、
別れる本当の理由が聞きたかったから。
別れるつもりがないなら、
信じて欲しかった。
でもね、もうすぎ去った過去の事に囚われる必要は無いよね。
「愛してる」
愛には、行動が伴うもの。
私達が、お互い本当に愛し合っているなら、きっとまた逢える。
信じ合う事が、私達を導く光になる