カープ6-4タイガース
カープ緒方監督とタイガース金本監督はともに1968年生まれの同い年。
カープ緒方監督は1986年ドラフト3位でカープに入団。
1991年の優勝時は開幕スタメンこそなりませんでしたが、
102試合打率185、本塁打5、打点11と入団4年目で大きく成長。
タイガース金本監督は1991年ドラフト4位でカープに入団。
よって1991年の優勝は経験していません。
カープ緒方監督はカープ外野手レギュラー獲得後、攻走守で頭角を表し3年連続盗塁王。
トリプルスリーを狙える選手になりましたが故障などあり達成はならず。
タイガース金本監督はカープ外野手レギュラー獲得後、鉄人として全試合全イニング出場を続け、
2000年にはトリプルスリーを達成。
カープ緒方監督は1999年シーズンオフにFA権を獲得。
ジャイアンツやホークスが獲得に乗り出しましたが、カープへの愛着等を理由に残留を決意。
タイガース金本監督は2002年にFA権獲得。行使には悩んだようですが、
カープ球団の方針や当時のタイガース監督星野氏の熱心な誘いから移籍を決意。
そして、緒方はカープの監督に、金本はタイガースの監督に。
互いが掲げた2016年のスローガンは「真赤激」と「超変革」。
9月14日。
25年ぶりの優勝を決めたカープが甲子園に登場。
スタンドは真っ赤に染まり、7回表には赤い風船が打ち上げられる!!
試合は。。。
真剣勝負にミスはつきもの。ミスをしたらその分取り返せばよい。
カープは序盤、160キロの速球を投げ込む藤浪を攻めリード。
終盤継投に入りましたが、7回流れが変わり守りのミスも飛び出しリードを許す。
しかし8回に逆転し9回にさらに追加点、そして逃げ切る。
実に今シーズン84勝中、43度目の逆転劇!!
両監督は何を思う。
カープは今シーズンが始まる前、
全球団の中で最も優勝から遠ざかっているチームであり下馬評は低いものでした。
それが今。
各メディアで称賛の言葉。「カープの育成は素晴らしい」と。
各球団担当記者は「カープの育成を真似しよう」と。
「カープを見習い、数年後にはカープのように」と。
皆こぞってカープ球団のその若手育成を褒めたたえます。
なんだか笑えてきますね、色々な意味を含めて。
各球団、球団担当記者の皆さん、勿論お分かりですよね。
カープは、昨日今日で急に強くなったわけではありませんよ。
25年間優勝できなかったのですよ。
その間試行錯誤を続け、
主力選手を失いながらもじっくり若手を育て長い歳月を経てようやく全てが報われたのです。
数年間優勝できないと、すぐフロントが騒ぎ、
シーズンオフに大金を使って大物選手やFA権獲得選手をゴソッと入れ戦力補強しようとする球団にはできないことです。
各球団の皆さん、カープのようにじっくり球団が獲得した選手を育て上げて勝ちにく球団経営を真似できますか。
シーズンオフの各球団の動きにとっても興味がわきますね(笑)
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