古くは、初優勝時のシェーン、ホプキンス。大砲ギャレットに今でも最高外国人と言われるライトル。
「♪麦わらーで」の本塁打王ランス、2年連続打点王ロペス、3年目に突如開花のディアス、守備のお手本シーツ、来日1年目で3割40本100打点ラロッカ。投手では「ありがとやんした」の15勝チェコ&ミンチーなどなど・・・。
某在京球団のように大金使わなくてもまずまずの成績を残している選手が多い。
そんな中、忘れられないのが1980年、1年限りの在籍だったマイク・デュプリー外野手である。
メジャーにはピッチャーとして昇格したデュプリーを守備に難のあった大砲ギャレットを解雇して、守備重視でカープは獲得した。
そんなデュプリーはTとの市民球場での開幕戦、7番レフトで出場。
その試合はカープが8回まで本塁打6本を打つ猛攻を見せるものの全てソロで試合は6-6の同点。
9回表、二死ランナー二塁、Tの勝ち越しチャンス。打者はレフト前にヒットを放つ。
アナウンサー「ランナー、三塁を回ってホームへ!」
解説者「いや、これは、これはっ!」(こんな感じだった)
矢のような送球でホームタッチアウト!
今では考えられない関東でカープとTの試合をテレビで見ていた僕は初めて見た(ような)シーンに感動した。
9回裏、先頭打者でデュプリーがバッターボックスへ、
そしてライトスタンドへなんとさよならホームラン!
かっこよすぎる9回のデュプリーでした。
金髪のさらさらヘアがトレードマーク。バッターボックスではせわしなく、一塁へは時折ヘッドスライディングながら
ヘルメットを飛ばし風になびく金髪ヘアが印象的でした。
しかしシーズン本塁打わずか10本。その年カープは2年連続優勝を遂げ日本シリーズへ。
残留を賭けた試合だったがここでも25打数5安打2打点本塁打なしという結果に終わり、シーズンオフに退団しました。
【1980年成績】
打率 266
本塁打 10
打点 40
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