その瞬間がついにやってきてしまいました。
神話が終わるとき。
本日の結果
カープ8-9バファローズ
カープが序盤に4得点するも、
前日に交流戦愁傷を決めている勢いに勝るバファローズが一気にカープ先発高橋に襲い掛かり3回あっという間の逆転。
しかし今日のカープも執念、粘りを見せ珍しく終盤に打線が活発に。
8回に鈴木誠也に8号ソロが飛び出し、9回に3得点で同点になりました。
そして結果は。。。
広島 「栗林神話」崩壊し、今季最長の7連敗 最多タイとなる5度目の交流戦最下位も決定(スポニチアネックス) https://t.co/PqsxTKkoDP
— すばる (@subaru41) June 13, 2021
「いい形で追いついて明日以降につなげられるところで、チームの雰囲気というか、いい流れを壊してしまって申し訳ないです」
栗林のコメントです。
準備不足もあったのかもしれません。3点差での9回、出番が来るなど考えていなかったことでしょう。
そしてマウンドへ。同点の場面で。
この日ライオンズの平良が開幕から32試合連続無失点の日本新記録を達成しました。
カープのクローザー栗林はここまで22試合無失点でした。
ルーキーでありながらクローザーを任され、ここまでは気迫を前面に押し出す投球で、
カープの不安要素を一つ消してくれていました。
でも、栗林自身のセーブが増えていかない。
勝ち星のつかない場面での登板が徐々に増えていく。チーム状況を物語る起用でした。
そして今日「神話」が途切れました。
佐々岡監督 「(23試合目で初失点の栗林)入りであれだけ引っ掛けているのがね。真っすぐを引っ掛けているのは(腕が)横振りだったのか、違うバランスだったのか……。
(栗林で負けたなら)仕方がないよね。もちろん責められないし、切り替えてまた頑張ってほしいと思います。
(交流戦最下位が確定し)あと3試合、地元なんで必死にやるだけです。」
交流戦はこの日を終え、セリーグが48勝、パリーグが46勝。
セリーグの12年ぶり2度目の勝ち越しまで手が届くところに来ています。
条件は、カープが残り3試合で3敗しなければ・・・といったところ。
カープの今シーズン交流戦成績は2勝10敗3分け、最下位が決定しました。
リーグ戦では勝率でベイスターズに並ばれ、勝ち星の差で順位は最下位に位置されました。
楽しみが一つ、また一つ消えていく今シーズン。
若鯉の台頭により、早くも来シーズンへの期待も生まれますが
どうか首脳陣には、
「故障、ケガの発生」の可能性を秘める酷使だけは勘弁して欲しいと願うばかりです。
2年目佐々岡カープ。。。
1年目の采配から学んだことを今シーズンどれだけ改善するか、
チーム状態が下降気味の時にどれだけ早く上向きに戻せるか、期待し続けていましたが、
どうやら・・・。