カープ４－３
延長１２回裏
スワローズの勝ちはなくなり、打席に入るは・・・
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この試合注目を浴びていたのは、ドラフト１位の投手・大瀬良。
２位入団の九里が先に先発、そしてプロ初勝利を挙げているだけに、
本人も必勝を胸に秘めていたことでしょう。
打線もその思いに応えるかのように、初回にキラの先制打、２回にはエルドレッドの３号アーチ。
序盤で２－０。
これを受けて大瀬良の投球が冴えわたります。
低めに球を集めゴロの山を築き、さすがはドラ１の投球でした。
残念ながら６回には、昨日のホームランで目が覚めてしまったか
バレンティンに同点アーチを浴びてしまい試合は振出しに戻りましたが・・・、
７回にはキラの内野ゴロの間に勝ち越し、そして９回ミコライオ。
しかし・・・、
球速がありませんでした、勝ち越されてしまうのではとも思いました。
その頃、他球場では
ジャイアンツ－ベイスターズが１５－９、タイガース-ドラゴンズが１５－０となんとも大味な試合を展開。
これに対しマツダスタジアムでは延長に入り総力戦で両者譲らずの流れに突入。
投手が踏ん張っている間になんとか１点を・・・、しかし奪えない・・・、
となると最後は、昨年よく見た光景になってしまうのか・・・。
延長１２回裏
スワローズの勝ちはなくなり、打席に入るは・・・
堂林っ、フルカウントから
振り切った打球がライトスタンドへ！
彼の右への打球は本当によく伸びます！
ドラフト１位ルーキー大瀬良に注目が集まった試合でした。
まさかまさかの９回に、ミコライオが打たれ大瀬良のプロ初登板初勝利は消えてしまいました。
でも９回にそのまま終わっていたら、堂林の出番はなく、この結末もなかったのです。
ヒーローインタビューでは、
「皆さん、三振だろと思っていたでしょうけど」
「自分が決めてやると思ってました」
「打った瞬間入ると思いました」自虐ネタも入れてのリップサービス。
勝ち投手にはなれなかった大瀬良、そして、サードのポジション争いをしている田中も嬉しそう。
誰が勝利投手になろうと、誰が打とうと関係ありません。
チームが勝てば良い、みんな気持ちは一つ！
本当に、本当に良いチームになりました。
まだ開幕して５試合だというのにね、嬉しいことがたくさん続いています。
今夜ベイスターズに打ち勝ったジャイアンツは、早くも５試合で３度の二桁得点を記録しています。
「昨年よりボールが飛ぶのではないか」、またそんな議論が飛び出しそうです。
だってジャイアンツは５試合で４４得点９本塁打チーム打率４０１ですよ。打ちすぎ。
そしてタイガース、ベイスターズのチーム防御率はなんと７点台、打たれすぎ。
これに対して、我がカープは手堅い試合をしていますね。
４勝のうち２勝が延長戦での１点差勝利、粘り強いです。
これを落とすか拾うかで勝敗は大きく異なってくるのですから、なんとも大きい延長での白星です。
良い流れを受け明日、前田健太先発！
追記
お立ち台選手への水かけは、こうやって出待ちしているのですね。
さて、今夜の結果を受けて野村監督は明日のサードを誰にしてくるでしょうか・・・。
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