カープ５－４ジャイアンツ
先行逃げきりを今季の勝ちゲームとする我がカープにとっては今日も苦しい展開でした。
しかも重苦しい・・・。
2回先制アーチを打たれたラミレスには今季8号中4本を打たれています。
4回この試合あわやサイクルヒットを打たれそうだった亀井には今季初アーチを献上。
6回1点差に迫りながら先発福井を引き継いだ2番手梅津が長野にアーチを浴び・・・。
3発・・・。嫌な展開・・・。
でも、諦めなければ最後に何か起こります、「◯◯劇場」。
昨年までカープにばかり起きていた現象が、相手チームに起きました。
これも最後まで諦めずに試合を続けていたからですよね。
その中で。
3回2死満塁、ここで打席にはクリハラっ。
あえなく凡退・・・。
5回2死1,2塁ここで打席にはクリハラっ。
1点差に迫るタイムリー！
7回2死2,3塁ここで打席にはクリハラっ。
同点タイムリー！
勿論その前に全打席とも出塁しているトレーシーの貢献度も高いですが良くぞ栗原が粘ってくれました。
そして最終回。
ヒット-犠打-四球-四球-四球、1死後・・・、死球、サヨナラ勝ち。
野球って不思議なスポーツですね。
お立ち台に上がったのは死球を受けた石原でした。
「（試合のヒーローが）僕でいいのか迷っていますが（苦笑）、とにかくチームが勝って良かったです。
（打席にはどんな気持ちで入ったか）みんながつないだチャンスで、それまで自分自身も打てていなかったので、
体に当たって本当に良かったと思います（笑）。
（今季３連敗はないが）本当に良いスタートが切れましたし、このまま勢いに乗って勝っていきたい。
明日も勝つことだけを考えて、全力でやっていきたいです」
連敗をまたも2つで止めた、3連敗以上がない我がカープ。
「（最終回は）東出（輝裕）の内野安打から、トレーシー、栗原（健太）とよく（四球を）選んでくれた。
相手のミスに付け込むのは、集中力という意味で評価したい。
（９回を）サファテがゼロに抑えてくれたからこそ、みんながワンチャンスで逆転できると元気が出た。
今日はスタンドのファンも勝つ雰囲気をつくってくれましたね。
ヤクルト戦からずっと嫌なムードが続いていて、昨日も嫌な感じの試合だったけど、
今日の勝ちというのは非常に大きいと思います」（野村監督談）
この試合、やはり持っている男先発福井の存在も大きかったのでしょうか（笑）
サファテも9回2三振で決め来日初勝利、これで防御率がやっと2点台になりました。
石井琢朗もガッツある3塁打を見せてくれたし、前田智徳も存在感たっぷり四球を選んだし。
とにかく勝てて良かった。
さあ、明日は前半のリーグ戦最終試合です。
先発は前田健太！
連勝して交流戦へと弾みをつけましょう！
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