藤原徳訓のgooブログ

藤原徳訓の書く名言を深堀していくブログです

【松下幸之助】『一方は「これで十分だ」と考えるが、もう一方は「まだ足りないかもしれない」と考える。そうしたいわば紙一枚の差が、大きな成果の違いを生む』

2024-04-08 13:12:34 | 日記

どうも、藤原徳訓です。

 

今日は松下幸之助さんの、こちらの名言をご紹介していきたいと思います。

 

一方は「これで十分だ」と考えるが、もう一方は「まだ足りないかもしれない」と考える。そうしたいわば紙一枚の差が、大きな成果の違いを生む

 

「これで十分だ」


「いや、まだ足りないかもしれない」

 

全く同じ状況でも、人の感じ方は千差万別ですよね。

 

ほんの少しの心の持ち方の違いが、その後の人生に大きな影響を与えることがあります。

 

 

今回は、経営の神様として知られる松下幸之助氏の「紙一枚の差」という言葉から、

 

現状に満足せず、常に高みを目指すことの大切さを改めて考えてみたいと思います。

 

 

~9歳の少年が抱いた「もっと学びたい」という向上心~

 

松下幸之助氏は1894年、和歌山県の貧しい農家に生まれました。

 

幼い頃から家計を助けるため、丁稚奉公に出されます。

 

 

過酷な労働環境の中、松下少年は持ち前の勤勉さで働き続けましたが、

 

学校に通えないことを常に残念に思っていました。

 

 

そんな彼に転機が訪れたのは15歳の時。

 

大阪電燈株式会社(現在の関西電力)に就職が決まったのです。

 

電気という未知の分野に少年は胸を躍らせます。

 

 

そして、昼間は懸命に働きながら、夜間学校に通い技術を学ぶ道を選びました。

 

「もっと学びたい、もっと成長したい」

 

彼のこの強い向上心が、後の「経営の神様」と呼ばれる人物を形作ったのでしょう。

 

 

~「紙一枚の差」がもたらす、大きな成果の違い~

 

松下氏は、その後独立し、松下電器産業(現パナソニック)を創業。

 

一代で世界的な企業へと成長させました。

 

 

そんな彼が、自身の経験を通して語った言葉があります。

 

「世の中の成功者の場合と、そうでない人の場合と、

 

一体どこが違うかということを考えてみますと、これはもうほとんど紙一枚の差だと私は思います。


たとえば、何かをしようという時に、一方は「これで十分だ」と考えるが、

 

もう一方は「まだ足りないかもしれない」と考える。


この紙一枚の差が、大きな成果の違いを生むことになるのです。」

 

 

松下氏は、自らの経験を通して、ほんのわずかな意識の差が、

 

大きな成果の差を生み出すことを実感していたのでしょう。

 

 

~「これで十分」の罠から抜け出すために~

 

松下氏の生い立ちと、彼の残した「紙一枚の差」という言葉は、

 

私たちに多くのことを教えてくれます。

 

貧しい境遇でも「もっと学びたい」という強い向上心を持った少年時代。


そして、世界的な企業を築き上げた後も、現状に満足することなく、

 

常に高みを目指し続けた経営者としての姿。

 

「紙一枚の差」という言葉は、松下氏自身の生き様そのものを表していると言えるのではないでしょうか?

 

 

私たちは、日々の生活の中で、知らず知らずのうちに

 

「これで十分」という意識に囚われてしまうことがあります。

 

しかし、常に「現状維持」を優先させてしまうと、

 

成長の機会を逃し、周りの人に後れを取ってしまうかもしれません。

 

「もうひと踏ん張り」「あと一歩だけ」という意識を持ち続け、

 

小さな努力を継続していくこと。


それが、松下氏が示した「紙一枚の差」を超え、大きな成果へと繋がる道となるのではないでしょうか。 

 

松下幸之助さんはいくつも素敵な名言を残しており、その1つ1つに気づかされることが多いです。

 

また今後もたくさんの方の名言をご紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

今日の名言が皆様の人生をより良く輝かせる手助けになれば嬉しいです。

 

それでは、藤原徳訓でした。

 


藤原徳訓の自己紹介

2024-04-01 12:50:21 | 日記

はじめまして。藤原徳訓と申します。

 

このブログでは、心に響く名言を深掘りし、その言葉が持つ力、

 

そしてあなたの人生にどんな影響を与えうるのかを探求していきます。

 

 

幼い頃から、言葉の力に魅了されてきました。  

 

小説の世界に没頭し、登場人物のセリフに心を揺さぶられ、

 

名言集を片手に人生のヒントを探し求めていました。  

 

 

「どんな言葉が、人の心を動かすのか?」

 

その答えを求め、私は大学で心理学を専攻しました。

 

 人間の行動や思考、そして言葉が持つ影響力について学び、言葉が持つ奥深さを改めて実感しました。  

 

 

その後、様々な職種を経験する中で、言葉の力、特に名言の持つ力を強く感じました。  

 

困難に直面した時、迷った時、心が折れそうになった時、名言は私を励まし、勇気づけ、進むべき道を照らしてくれたのです。 

 

 

「あきらめなければ夢は叶う」「努力は必ず報われる」「困難は成長のチャンス」

 

これらの名言は、単なる言葉ではありません。

 

 それは、先人たちの知恵、経験、そして人生の真実を凝縮した、希望の光なのです。

 

 

このブログでは、そんな名言を深掘りし、その背景にある物語や、

 

名言が生まれた時代背景、そしてその言葉が持つ普遍的な価値について考察していきます。 

 

 

名言は、単に言葉として受け取るのではなく、自分の人生に照らし合わせて考えてみることで、

 

新たな気づきや学びを得ることができます。  

 

 

例えば、

 

*  「困難に直面した時、名言はどんな力を与えてくれるのか?」


*  「名言から、どんな生き方を学べるのか?」


*  「名言を自分の人生にどう活かせるのか?」

 

これらの問いを、一緒に考えていきたいと思っています。 

 

 

このブログを通して、あなたの人生に役立つ名言との出会いを提供し、心を豊かにする物語を紡いでいきたい。  

 

それが、私の願いです。 

 

どうぞよろしくお願いいたします。