杉田劇場から

2005年2月5日にオープンした磯子区民文化センター杉田劇場のスタッフが綴るブログ。公演案内の他に美味しい情報も♪

☆7月のちょこっとカフェのご報告☆

2013-08-05 | 公演・イベントのご報告

初めまして。館長の西澤です。

杉田劇場では皆様が興味のあるテーマについて、
お茶を飲みながら気軽に語り合う場として「ちょこっとカフェ」を毎月開店(正式には開催)しています。
今年の9月までは音楽と映画を交互にテーマにして、当日参加も大歓迎!
ご興味があればぜひ覗いてみてください。

おもしろそうだけど、何それ??という方のために、先月26日に『音楽』をテーマに繰り広げた
「ちょこっとカフェ」の第2回目をちょっぴりご紹介します。
今回は参加者の方が持ってきてくださったレコードプレーヤーをリハーサル室のスピーカーに
つないでそれぞれが持ち寄ったレコードを、ほんのちょっとずつですが聴いてみました。
前回のスピーカー内蔵のプレーヤーの荒削りな音もなかなか懐かしい感じでしたが、
今回はレコード盤自体の音の味をよりご堪能いただけたのではないでしょうか。
盤上の傷や雑音にも感じるものがあったりします。思い出は細部に宿る…。

カフェは、フランシス・レイの「白い恋人たち」でオープンしました。
聴けば誰もが知っているお馴染みのメロディーですが、この曲が札幌オリンピックの
4年前に開催されたグルノーブルオリンピックの記録映画の音楽として作られたのは、
若い参加者は知らなかったようです。白銀のなか、あるいは銀盤の上で繰り広げられる
磨かれた技同士の闘いをイメージしながら聴くとまた格別かと。
これはやっぱりレコードで聴きたいですね♪

参加者がお持ちになったレコードのなかに珍しい赤い盤面のレコードがありました。
前回に引き続きご参加くださっている某大手レコード販売会社に勤務されていたY氏によりますと、
昔、東芝が制作した静電気のおきにくいレコードで、カラーレコードのはしりだったそうです。
練りこまれた静電気防止剤が表面に出てきて針に付着するのが難点だったとか。
また一つもの知りになりました。
クラシックからジャズ、ポピュラーなど本当に様々なジャンルの曲を楽しみましたが、
イーゼルに飾ったそれぞれのジャケットがずらりと並ぶ様子も、プチ展覧会の趣きでなかなかなものでした。
今回は話に夢中になり写真を撮り忘れてしまったため、文章だけになってしまいました。ご了承ください。

★参加者の声★
・あの頃 あの時 走馬灯
・懐かしい曲ばかりでした
・音楽のジャンルが広がりとてもよかった
・昔の曲がいろいろ聴けて楽しい一刻でした。次回も楽しみにしています
・オスカーピーターソンからカラヤンそしてイージーリスニングまた大変楽しかったです
・ビリー・ジョエルが聴けてよかった。外界の暑さ忘れてしまいそうな』2時間 有りがとう
・ジャケットもいい!!  などなど…

…いかがでしたか。こういう時間は携帯やスマホをいくらいじくってみても得られません。
「ちょこっと」でも興味を感じていただけたら、気楽に足をお運びください。
次回開催は8月26日(月)14:00~16:00です。



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