紫や白の混じるローズピンクで濃淡があり縞模様風の絞りのように見える。
花弁は軽く波をうってひらひらしている。
これがこのバラの魅力かもしれない。
丸弁の平咲きでかなり華やかなバラである。
一昨日はクラプトンとキングを聴いていたが、
昨日は、ジャズでウッドベース3本とピアノとドラムのライブセッションを聴いた。
「Super Bass」 亡くなったが、レイ・ブラウンと若手二人のベーシストのプレイである。
レイは、「Fabulous」信じがたき名人と云われたベーシストだった。
この人の録音されたLPレコードの再生のために、自作のスピーカーやパワーアンプ、プリアンプ、
当然ながらLPプレイヤーも作った。
ベースの音がドーンと前に出てくるように何度も調整した。
グラスウールを出したり詰めたりの繰り返し。
いまでいうならパソコンの自作と同じである。
1960年代初頭で、まだ真空管全盛のころでICによるアンプが出始めたのはこの後のことだった。
部品やシャシーを探した「アキハバラ」はまだオーディオの町だった。
笑い話のような喩えで云うなら、弦を抑える指の擦れる音、ピチカートの弾く音、
弓引きで松脂が飛ぶ音などありえないことも、音楽に関係ない音に魅了されていた時代もあった(笑)
自作物はいまだに現役だが、さすがアンプ類の真空管が手に入らず、設計しなおしてIC回路に変更した。
スピーカーはメーカー製と併用、交互に鳴らすが、自作の音では当然比べられない。
なけなし財布をはたいて買った憧れのJBL.
ただし手持ちのJBLはCDが登場する以前の機種で、放送局のモニターに使われていた。
国産ではダイアトーンがモニタとして使われたとおもう。
CD時代になり音質はCD(デジタル向き)に改良されている。
個人的感想では、JBLはパーカッシブな打撃音の再生能力は高いが、
2000年リリースの旧いアルバムだが、
エリック・クラプトンとB.B.キングの「Riding with the King」を久しぶりに聴いた。
たまに乗りの好いR&B、ブルースを聴くのも悪くない。
しかしとかく大物が共演すると一言云いたい人は多い。
単純に楽しめればそれで好いと思うのだが、必ずしもそうではないらしい。
小説などでも人気作家の新作のコメントでは評論家然として書き込む読者も多い。
どうもなんでも一言言わなければ済まないらしい。
今日のバラは「ゴルデルゼ」。
ドイツが19世紀のデンマークとの戦争に勝利した記念に建てられたという
「戦勝記念塔」の先端に立つ巨大な勝利の女神「ヴィクトリア」の愛称である。
丸弁ロゼット咲き。