今夜も時間があったので、無料弁当14個をホームレスの寝床へ徒歩で配達。20時過ぎに出発し、30分ほどで終了。
某所にいる方々は、だいたいこの時間に寝床をつくっていることが分かった。もっと遅い時間に来る方もいるのだろうが、とりあえず今は知り合いのホームレスのみに配達している。
アパートから路上に戻ったAさんは、今夜はベテランの横に寝ていた。「体中が痛い」と話す。当然だ。コンクリートの上に段ボール一枚なのだから。近くに弁当を置き、月曜に役所へ行くよう念を押す。「橋本さん、お願いがあります」「なんですか?」「風呂券ありますか?」彼は役所へ行く前に風呂に入りたがる。綺麗好きなのだ。
店に戻り、ご寄付頂いたタオルと入浴券を持って、再び寝床へと戻る。役所に行く気になったと喜ぶのはまだ早い。当日朝に気が変わり、すっぽかされた事が何度あったことか。「ちゃんと朝になったらダンボールを片付けるんだよ」と注意すると、「やってますよ」と、隣のベテランがフォローのひとこと。ベテランは心の広い方。うまくやっているようでよかった。
最近見かけない方がいたときの為に2個多めにつくって巡回していたところ、昨夜のホームレスに偶然にも再会できたので渡す。「また会えましたね」彼は線路の向こうのどこかの公園に住んでいるはずだが、図書館が終わってから街を徘徊するのだろう。
また会えますように。
(10/10のTweetより 一部修正)
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