無料弁当18個を21時頃より路上生活者と生活困窮者へ配達。弁当をつくっている時間に、元ホームレスのばぁちゃんが、路上生活者のAさんを連れて来訪。公園で手当り次第に金の無心をするAさんに、やめるように説教したとのこと。過去にばぁちゃんの知り合いから金を借り、逃げたことがあるらしい。
「めぐりやさんにアパートを世話してもらったのに逃げ出して……とんでもない野郎だ」と叱るばぁちゃん。Aさんは、月曜に某所の自立支援センターの職員が迎えに来て、施設に入ると話す。これまでのお礼も兼ねて最後の挨拶に来たとのこと。どこかに入院してアルコール依存を治さないと、どこに行っても同じだと伝える。北区の生保を廃止されたので絶望していたが、新天地に希望を見出しているらしく「これしかないですよね」と話す。もし逃げたとしても、もう二度と赤羽には戻らないと宣言したが、私もばぁちゃんも信じていない。そもそも行くかどうかも半信半疑。
公園で日中を過ごすことの多い別の路上生活者に聞くと、ホームレスに名刺を配り、施設に連れて行く人がいるらしい。「悪く言えばチンピラみたいな人です」劣悪な環境の、貧困ビジネスの場合もあるらしい。
アパートの困窮女性には、今夜は会えた。生保の申請は考えていないとのこと。しばらく様子を見ることにする。
（11/14のTweetより 一部修正）
