まさともぐらとの確執はかなり昔からの事です。
子供達がまだ小さかった頃に、原因は不明ですが庭のバケツの水の中で、小さいモグラが溺死していたことがありました。
まさに話した翌朝に、そのモグラの死骸が消えていたのです。
まさだけがそれを目撃することが出来なかった時に、
「なんで、バケツにフタをしておかないんだ!」
まさ、真顔で訴えました。
まさは庭のどこかにモグラが掘り返したもぐら塚が出来ていたら、見つけ次第つぶしにかかります。
それも普通に踏みつぶすのでは無くて、スコップで一面をザクザクと切り込んでから全体重で踏み固めるのです。
そこが芝生であろうが花壇であろうが、まさには関係ありません。
もぐら塚をつぶしてもモグラを退治している訳では無いのでまたすぐに出来ますが、まさは執拗につぶしていくのです。
そのうちに不思議とモグラの方が根負けするのか、もぐら塚が出来なくなるのです。
先日久しぶりに芝生にもぐら塚を見つけました。
「嫌だなぁ・・・」
文句を言いながらまさが念入りにつぶした翌朝、少しずらした場所にまたもやもぐら塚が・・・
「あっ、土が崩れた! 今掘っているな。」
もぐら塚を観察しながら朝食を済ませた後でやっつけに行きました。
帰ってきたまさに、「手応えはあったの?」
「いやぁ・・・」 残念そうです。
そりゃあ、モグラも逃げるはなぁ。(笑)
今朝も芝生の隣の踏み石の間に、もこもこっと出現・・・
ちょっとずらして出来るのがまた忌々しいところです。
まさとモグラの根比べが続きます。(汗)