オーダーは探偵に 作：近江泉美

「オーダーは探偵に〜忘れられし謎解きと珈琲エメラルド」

ゾクゾクするようなストーリー！

というか、実に2年ぶりの新刊です。

もう本当にワクワクが止まらなくて

2時間ぶっ通しで読んでいました。

主人公の美久ちゃんと、悠貴くん

それぞれに見え方があり、世界があり、大切にするものがあり。２人はバラバラの場所から、全力疾走でひとつへ向かって突き進んでいきます。

立ちはだかる黒幕と、

そばにいてくれる人の温もり、

そして思わぬ裏切り者…

絡み合うスリリングな展開は

やっぱりミステリーの魅力ですね！

次巻がますます楽しみです♪

…あ。でも次の巻が出るのは…

夏の終わりとテストの到来、という

タイトルがつきそうな頃になります

8／25ですから。

しょんぼりへにょん、です。

早く読みたい！！！！

「まぎわのごはん」著: 藤ノ木 優

2021.7.18「まぎわのごはん」

修業先の料亭を追い出された料理人が行き着いたのは、『まぎわ』という小料理店。店にやってくる様々な病気を抱える人と向き合うマスターらの姿に、彼は変わっていく…というストーリー。

もう、ここになんて表せばいいか分からないくらいの感動の波！

作中では、

食と→命と→生きることと→心と

向き合っていく。

いつしか乱暴でめちゃくちゃな主人公は

私自身に重なって、

マスターのやわらかさも

親方の渋さも

全身に染み込むよう。

そう、まるで出汁のように。

さらりとしなやかで、

それなのに美しく繊細で。

死を受け入れていく人々の話には

賛否両論あるだろう。

もちろん受け止め方なんて自由だ。

けれど、それでも私は

この話を一生大切にする。

心と心を繋ぐ食の本当の在り方を、

そっと教えてもらえたような気がした。

明日から何か自分は変わるだろうか？わからない。けれど、この本から得たぬくもりは、きっと形を変えて心の中に残り続けると確信している。

…ここまですっかり語り尽くしてしまいましたが、私は批評をするほどの知識もありませんし、技術もまずまずです。だから、記念すべきブログ第一歩はただただ溢れ出る感情をぶつけてみました。

もし少しでも興味を持ってくれた方は、

ぜひ読んでください！

必ず何か新しい光と出会えるはずですっ

とりあえず私は、もう遅いけれど、

これから眼鏡を洗いにいこうと思います。

涙なくして読めない一冊で、

すっかり曇ってしまいました。

自己紹介

はじめまして！
よつばと申します。

このブログは趣味のまとめとして…というか読書日記として活用できたらと考えています。

読書が大好きなので、素敵なお話を少しでも多くの人に広められたら嬉しいです。日々の小さな幸せを、誰かとわかちあえますように。