厳重な管理の下、充填しています。
先日他のタンク充填業者さんと話をしていたのですが、
「最近、、みんなエアーで吹くもんだから残圧がゼロの状態で返却される
タンクが多く、非常に困っている」と言ってました。
残圧をゼロにしたら内部が錆び易くなります。過去自社タンクで何度か実験
しましたが、3日ほどでサビが出てきて、2週間もすればサビサビになります。
そしてその最たる原因が、
あのレギュレータを外すときに、タンクのバルブを開いてブシューっと水滴を飛ばす
悪しき習慣。(当店では誰もやりませんが)
みなさんはご存知でしょうか?
一気にバルブを大きく開けて圧縮空気を開放
すると、タンク自体が急激に冷えます。(冷房の原理と同じです)
そうなると温度差により内部に結露を生じ、内部腐食が発生しやすくなります。
また、あの一旦バルブを開ける行為により、再度しっかり閉められていない
(音がしなくても漏れていることも普通にある)事も多々あり、結果空になります。
またOリングも飛んで無くなっている事も多いし、音にもびっ
くりするし、良いことあまりないのですけどね。
キャップに海水がべっちょりついている、なんて場合は確かに除去した方が良
いと思いますが、EXからレギ外すまでにほとんどは乾いていますし、真水を少し
キャップ付近にかけてやれば、構造上真水なら別段除去する必要は無いのです。
まあ、私は普段キャップの水滴除去をしたことありませんが、内部はきれいですよ。
ブシューっとやってる人を見ると、ほとんどの方が意味が分からずやっているようです。
レギュレータ全体の水滴を一生懸命飛ばしている人も多いし。
気になる方はエアーガンで吹き飛ばすのがクールでおすすめです。
さて、タンクの空気が空で返却されるその他の要因としては、ダイビングで残圧を
ギリギリまで使う風潮もあるようです。
というか、エアーが長く持つ方に合わせた計画をしている、といった方が正しい
かと思いますが。
これはもう上記のブシュー云々よりも、さらに大問題です。
サンマリンでは、ダイビング終了後の残圧について「グループ全員が50以上は使
残して海から出ること」と口すっぱくお伝えしています。
またエアー切れの話も含めてこのお話は次回アップしたいと思います
・・・・・・
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