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フリーフローしにくいNDSですが、確かにレギュレーターはほぼありませんが、オクトパスからのエア漏れは決して珍しくはありません。(年に1~2回経験)
修理相談がきたときは、記念として極力ブログに残します(笑)
今回はかなり丁寧に(全国トップレベル)水洗いやメンテナンスをされるベテランダイバーさま。毎回ホースプロテクターをずらしてピカピカにされています。
このような方でも起こり得るトラブルだと認識ください。
【症状】OH後、4か月でオクトパスからの少量フリーフロー
【原因】レバー根元の可動部付近に潮による固結。
水洗いを丁寧にしても、海水の残りやタイミングで起こり得る。
【対応】
まず低圧シートを約15度調整することにより、エア漏れが止まることを確認。
元設定に戻し、周辺や内部を5分薬品洗浄。エアもれは止まり改善。原因確定。
念のため、低圧シートの調整を約20度締め調整。
※同程度の潮固まりが再度起こったとしてもエア漏れしない
【使用感】
呼吸感についても、以前の調整との変わらず快適設定。除菌洗浄含め、使用者、バディともに、安心して呼吸可能。
【今後の対策】
水桶洗い等、通常の水洗いに加えて、極力起こらないようにするには、下記が効果的。
(1)EX後やタンク交換するときに、オクトパスからも数回パージする習慣を付けておく、また時々水中でも使用する。
(2)水洗い時に、マウスピースからホース水流で15秒ほど洗い流す。
(3)水洗い後にタンクに通して、数回強パージして内部の水分を吹き飛ばす。
※(3)はムリでも(1)(2)は、「当日中に」行うと非常に効果的。
※潮が部品内で固形化するのはかなり早い。
■参考
オクトパスからエア漏れしていたときの対処修理法
オクトパスからのエア漏れ実例
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