理由は、NDSが認めるだけの耐久性と品質を兼ね備えたあの「生地」が、生地工場で製造できなくなったからです。
他の生地を使って作ればいいやん、と思いましたが、まぁ頑固なNDSらしい所でもあります。
なくなれば欲しくなるのが人間の心理で、中古のお問い合わせは結構多くあります(^_^;)
先日中古販売させていただいたNDS.FタイプBCジャケット。(お探しの方はご相談ください。)
ただ、長年ダイビング器材を扱ってきた経験から申しますと、「BCは消耗品」ですので中古選びは難しいです。
NDSのBCジャケットが他社製品に比べて丈夫であることは保証しますが、いくら使用が少なくても、10年近く経過した中古BCは素材劣化が進んでエア漏れするリスクが高いので、選択肢から外すのが賢明です。
扱い方次第で、15年以上問題の無いBCもありますが、5年以内でも見た目以上に傷んでいるものがたくさんあります(^_^;)
先日お客様からオーバーホールでお預かりしたNDSBCジャケットにエア漏れがありました。
一番傷むのはエアが溜まるこの箇所です。(左肩口、首部周辺)
これはNDSに限りませんが、生地劣化による圧着縫製部からのエア漏れは修理不可で、寿命です。
ひっかき傷によるエア漏れであれば、パッチを貼って一時的に直すことも出来る場合もありますが、これも経験上なかなか厳しいですね。
エア漏れしているBCを使って平気な人もいるかもしれませんが、私は使うべきではないという考えです。
今すぐのダイビングに影響しなくても、精神的な不安は、何かあったときに増大することもありますから。
でも、意外に使用中は自分で気が付かない方がほとんどなのですよね。
例えオーバーホールはしていても、BC袋部のエア漏れチェックまでしないケースもよくありますので、たまにこうやって食器洗剤などをつけて、自分で確認するのも良いですね。
ちなみに乾すときや保管のときはBCの袋部にエアを満充填して長時間放置することは厳禁です。
ダメな一例
NDS製BCジャケットがいくら耐久性が良いと言ってもやっぱり扱い方次第では、10年以内にエア漏れしだすこともあります。
中古のBCジャケットは、できるだけ年式が新しくて使用が少ないものを、なおかつ信頼の置けるところから入手するようにしてください。
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