私が初めてキッシュに出逢ったのは、中学生の時でした。金沢に住んでいて、当時公務員の父が、交際交流の仕事をしており、我が家に良く連れてきて夕飯を共にしたカナダのリンダさんが自宅に招いて手料理を振る舞ってくれたのだ。
パイ生地の上の卵液に浸ったほうれん草があり茶碗蒸しの様に美味しかった。
初めて食べる食べ物だったが、美味しいと焼き付いていた。
今もキッシュを見るとリンダさんの家で食べた。ろうそくの明かりのみでの食事を思い出す。その後日本で出逢った陶芸家の夫を連れてカナダに帰国した。
教科書では、多分を、perhapsと発音。アメリカ圏のリンダさんは、多分には、maybeを使った方が無難と教わったが、短大の時にイギリスに留学すると、皆、perhapsを使っていた。
イギリス英語と、アメリカ英語の違いを認識した。そして、教科書は、イギリス英語だったと分かったのもその時だ。
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