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仏花
↑ 百合 ↓
仏花とは仏壇やお墓にお供えするお花のことを指します。
仏花には特に決まりはありませんが、菊が使われることが多いようです。
お花屋さんやスーパーでは最初からバランスよく束ねられた仏花を置いてあるところもあります。
自分で好きな花をバラバラに選んで組み合わせて仏花を作ることもできます。
自分で作るのが難しい方はお花屋さんに相談すれば、バランスの取れた仏花を作ってくれる場合もあります。
一対、あるいは宗派によっては左側一つの花立にお供えするのが一般的です。
長持ちする花
切り花はやはり長持ちするとは言えません。
それでも少しでも長くきれいに咲いていて欲しいですね。
様々な種類のお花の中でもできるだけ長持ちするお花を選んだ方が良いでしょう。
代表的なのが菊で一年中安定した生産が行われていますし、最近では西洋菊など種類も豊富です。
水の吸い上げもよく、茎を下の傷んだ部分を切り落とせばかなり長持ちします。
色のバリエーションも豊富で仏花として最適です。その他、カーネーションやストックなども人気です。
茎がしっかりとしている花
やはりお花を選ぶ時は茎がしっかりしているものの方が、水の吸い上げがよく長持ちします。
茎が太目で茎や葉っぱがみずみずしい色をしているものを選ぶようにしましょう。
大輪菊やストック、キンギョソウ、グラジオラスなどは茎がしっかりしたものが多いです。
明るくてきれいなお花とは
いったいどのようなものでしょうか?
お花の色は5色の場合は、白色・赤色・黄色・紫色・ピンク色。
3色の場合は、白色・黄色・紫色を使うとバランスがよくなります。
この色を基本にして後ろにヒバや椿、ヒサカキやバランなどグリーンを入れれば色が際立ちます。
カーネーションやアイリス、キンセンカ、ユリ、ナデシコ、トルコキキョウなどがおすすめです。
お花の長さは花立の倍が目安
お花の長さは花立のおおよそ倍を目安にすればバランスが取れてよいでしょう。
あまり大きな墓石に対して小さなお花を使うと、寂しくなってしまいます。
逆に花立に入らないほどたくさんの花をギューギュー押し込むようなことをすると、花立の水だけでは足りなくなってしまいます。
お花の向きはお供えしている人の向き
お墓や仏壇にお供えするお花は、故人やご先祖様のためにお供えしているのではなく、命短い花を見ながらこの世の儚さや今を大事に生きることを故人やご先祖様が私たちに教えてくれているとも言われています。
ですのでお花の向きは参拝者側ということになります。
お供えをしている人の方にお花を向けることでお供えしている人の悲しみを慰めてくれているという説もあります。
年間管理料と樒其の2
お墓に供えるお花の呼び名。
献花や供花、仏花などお花の呼び方は難しく知らない方もいるのでは。
お墓参りのときに必ず必要となるのがお花ですが、お墓に供えるのは仏花、もしくは墓花と呼ぶのが正しく、献花や供花とは違いがあります。
読み方は地方や宗教などで違う場合もありますが、一般的には仏花(ぶっか)と読むのが正解です。
また、仏花の飾り方についてですが、仏花をお墓に供える場合2束1対で用意し、それぞれを左右の花瓶に活けるのが基本です。
↑ 紫陽花が芽吹きました ↓
このときの1つの花瓶に活けるお花の本数は奇数と決まっていますが、これは日本において慶事から受け継がれている習慣によるものです。
花屋で仏花を買われるときには、奇数の束を2つ買われるように覚えておいてください。
↑ カーネーション ↓
↑ カラー ↓
↑ 菊 ↓