新しい文学するなら「ケータイ文学部」

「昭和」は遠くなりにけり。

「昭和」に書かれた物語は、
既に「江戸」「鎌倉」「平安」に書かれた「物語」と、

同じ「言語空間」に在ります。

「昭和」「大正」「明治」という括り方に無理があることは、
西暦でその時代を現わしてみれば感じられることです。

したがって「平成」という括り方にも、無理があるでしょう。

言語の起源は？　言語はどこから生まれたのでしょう？
知識の起源は？　知識はどこから生まれたのでしょう？
知恵の起源は？　知恵はどこから生まれたのでしょう？

と、ダーヴィンから学んで、
問いつづける「もの」に、
「物語」は新しい地平を見せてくれそうな雲行きです。

２１世紀の西洋科学は、「新しい物語」の創発を促すでしょう。

３０万年～２０万年前の先祖達も、
１０万年～１５万年前の先祖達も、
５万年前のクロマニオン人達も、
３万年前の三日日人や浜北人達も
いつの時も、その中の新しい人たちは、

新しい言語
新しい知識
新しい知恵

を求めて、物語ってきたと想像できます。

５００年後、１０００年後の人達に向けて、
物語る時が訪れています。

日本の歴史を超えて、日本の周辺諸国の歴史、アジアの歴史、
アメリカの歴史、ヨーロッパの歴史、アフリカの歴史に、
目を向けて、
日本語を大切にしながら、日本から離れて、再び日本に戻り、
「物語」を書き始められる新しい人達の誕生が待たれます。

５年前、新しい人向けの電子雑誌やWeb文学部を始めました。

「プティまり」

「ケータイ文学部」