2017年7月1日(土)17:00~19:50休憩20分
東京オペラシティホール
デビュー15周年記念コンサート
沖仁(g)、智詠(g)、
高岸弘樹(cante,palma)、伊集院史朗(baile,palma)
ホセ・コロン(パーカッション)
斎藤哲也(pf,key)、島裕介(tp,fl)
藤谷一郎(b)
QUINCEは15。
友達にスペイン人のビセンテ・アミーゴを聞いて感動した話をしたら
沖仁さんを教えてくれました。
情熱大陸という番組で取り上げられていたそうです。
2010年に世界大会の国際部門で優勝したそうです。知らなかったわ~
情熱大陸は見ていなかったし・・・
私が初めて沖仁さんを聞いたのは2016年2月24日でした。
仕事帰りにトリトンスクエアのホールに行ったのよね~
なんか、あの頃はまだぼんやり生きていたような感じでしたね、私。
智詠さんとデュオ。
演奏時間も1時間の予定が1時間半くらいだったような気がします。
とても楽しかったのでまた行きたいなーと思っていましたよ。
ちょうど記念コンサートがあるというので早々予約したのですが、
昨年末だったか新年早々だったか。忘れてしまうくらい前でした。
その時はどんな編成でライブをするのかわからなかったのでさんざん迷いました。
予約しようと思った決定的な理由はフラメンコギターが好きだから。
スペインの民族音楽が昔から好きなのです。
フラメンコは習ったこともないし踊ったこともありません。
スペイン語は半年間会話教室に通って少しだけ勉強しました。使
わないとすっかり忘れますね。ダメ(*_*)だ!
さて、ライブのお話。
今回のライブは3部構成。
第1部インディーズ時代
第2部メジャーデビュー
第3部コンクール優勝、それから
司会、インタビューはジョン・カビラさん。
ラジオなどスタジオでの仕事が多いのでお客さんの反応がすぐわかるライブは
いいですねとおっしゃっていました。
3部ともジョン・カビラさんと10分くらいお話をして演奏に入ります。
沖仁さんをステージに呼ぶ時みんなでおめでとう15年をスペイン語で練習しました。
お手本はジョン・カビラさん。
Felicitaciones 15anos
oの上に~を付けたいけれどパソコンでは付けられないのですね。残念。
第1部インディーズ時代
その頃の曲を演奏。
フラメンコギターですわ~
すごい迫力。20代の頃に作曲した曲ですよね。
沖仁さんは子供の頃は尺八、ドラム。エレキギターとか色々していたそうですが。
高校生の時にクラシックギターを習い始めたそうです。でもギターはフォークギターで
弾いていたそうです。先生はクラシックギターを買うようには言わなかったとか。
沖仁さんいわく面白がっていたんじゃないですか。
そしてクラシックギターを買いに行って買ってきたのは使い込んだ雰囲気のギターで
フラメンコギターだった、それがカッコよくて。
アメリカに留学する予定が一本のカセットテープ(ビセンテ・アミーゴ)を聞いてスペインへ変更。
とそんな話をしていました。
それからバンド5人でお客さん3人というライブもあったそうです。
第2部メジャーデビュー
沖仁さんが着替えている間、ジョン・カビラさんがグッズの紹介をしていました。
何か買おうかしら。ドーナツ版のレコード!
それにしよう。プレーヤーはないけれど友達のお家か知り合いのお店で聞かせてもらおう。
メジャーデビューの頃はあまりいい思い出がないそうです。最初はラジオや音楽番組に
出させてもらったそうですが段々に飽きられてしまったそうですよ。
フラメンコギターの世界大会に初挑戦。これなら優勝できると思っていたところに結果は2位。
どこが悪いのか。落ち込んだとそうです。
そして再び挑戦することになるのです。
ここで休憩20分
私はドーナツ版のレコードを購入。プレーヤー持ってないのに・・・
ワインは高いから諦めました。
第3部コンクール優勝
再び世界大会に挑戦する。
この時、情熱大陸の番組が密着。
予選で落ちないでください。決勝戦で破れても挑戦は続くという絵になりますから。
と、プレッシャーが。
おかしいでしょう?ヤラセじゃないんだから。
どうしろというのでしょうか。
優勝したのでご本人は悲願達成ですからもちろんのこと、番組も万々歳だったでしょうね。
子供の頃からギターを弾いていたわけでもなく、音楽大学へ行くとか英才教育を
受けたわけでもないのに田舎の少年がミュージシャンになることに憧れて。
15年よくやってこれたなぁと言ってました。
深々と頭を下げてお客様や仲間に感謝の気持ち「ありがとうございます」
第3部でも衣装が変わっていました。
黒いパンツに白のシャツ。
3部の1曲目は世界大会の時に弾いた曲をギターの音をマイクで拾うような感じで、
ほぼ生音で聞くことができました。よかったわ~
その後はバンドで演奏。
智詠さんは歌も上手なのよね。
高岸弘樹さんはハスキーな声で迫力のある歌ですね。日本人ですよね。
とにかくビックリしました。
第3部の演出が電球色のライトが少しだけになって、彼らの演奏と歌を
聞いていたらスペインのタブラオにいるような気がしてきて・・・
\(゜ロ\)(/ロ゜)/ここはどこ?って感じ。
スペインへと誘ってくれました。
また、私は小旅行しちゃったわ。それくらい素敵だったのです。
途中、沖仁さんに全員立つようにうながされて手拍子の練習をしたり、
伊集院史朗さんにダンスを教わってみんなで踊ったりしました。
男性の踊りですがフラメンコを踊ったのは始めてでした。
まさか、このライブで始めてのことが体験できるとは思ってもみませんでした。
感激です。楽しかったです。
ラスト曲はMy way。高岸弘樹さんがスペイン語と日本語でも歌ってくれました。
アンコールはチック・コリアのスペインを演奏。
アンコールの時にホールの後ろから沖仁さんが一人でギターを弾きながら入ってきたのですよ。
私は通路側にいたのですがすぐ近くを演奏しながら・・・
ギターを思わず見てしまいました。ワイヤレス。生用ではないのでボディのところに
何かスイッチ?メモリのようなものが付いていました。なんでしょうね。
本当に楽しかったです。
また聞きたいです。その前に最新のCDを買おう!
デビュー15周年記念おめでとう!
今後益々ご活躍されますことを期待しています
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