もしもピアノが弾けたなら~
2010年10月に行われた第65回ジュネーブ国際コンクール(ピアノ部門)で、日本人として初めて優勝した萩原麻未さん。
優勝者の該当がなければ、1位を出さないという、伝統あるコンクールで8年ぶりの優勝ということで世界中の注目を集めましたよね。
その萩原麻未さんの演奏を幸運にも聴くことができました。日本でもたくさん演奏を聞かせていただきたいものですね。
私の座った席は、萩原麻未さんの右斜め後ろから見るような角度だったので、彼女の手の動きがすごくよく見えました。
目を閉じると連弾をしているように聞こえるほど、不思議な手の動き。
しなやかな手の動きの中にも力強さがあり、優しくタッチしているようでもしっかり音が聞こえてくる・・・
そんなの当り前よ。って、おっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、ピアノが弾けない私にとってはとても不思議で・・・ほんとうに素敵でした。
多くの演奏者は、座ってからゆっくり一呼吸して、みんなを引き付けて弾き始める方が多いように思いますが、萩原麻未さんは、ピアノの椅子に座るとわりとすぐに弾き始めます。
まるで、ピアノを弾くことは、当たり前のように。
もっと、聞きたいなぁと思っていたら、確か、7月15日(日)Eテレ夜9時から放送のNHK「らららクラシック」は、萩原麻未さんが出演します。録画予約をしておかないといけませんね。4月15日の再放送だそうです。
先日もアンコールで弾いてくれたドヴュッシー「月の光」を聞くことができますよ。
らららクラシック
http://www.nhk.or.jp/lalala/next.html
そうそう、萩原麻未さんの演奏を聴いた日、会場には、指揮者の井上道義さん、長原幸太さん(ヴァイオリン)がいらしていました。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/kota/
長原孝太さんのトップページは、かわいいオルゴールです。いつまでも聞いていたくなります。
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