立春を過ぎ、梅の花がほころび始めたと聞くのに、寒い日が続きますね。
昨年末から取り組み始めた飯沼信義先生の「竹林」。
初めの数回の練習では、自分の出す音が合っているのかどうか判断できないくらい思いがけない音の重なりの連続で、まさに五里霧中状態でした。

教育芸術社 飯沼信義 女声合唱曲集 桔梗 より 「竹林」
福島先生からは、
「ヒュルルヒュルルル~」は、カタカナ(日本語)が見えるような歌い方はしない!
「おえつのごとく」や「きりさくように」は「嗚咽」「切り裂く」という漢字を思い浮かべて!
「ざわめかせ」は不吉にざわめいている様子を表現して!
「ざわめかせ」は不吉にざわめいている様子を表現して!
・・・などのご指摘を受け、何度も何度も口の形や舌の位置、発声を直すようご指導いただき、試行錯誤中。
そして、古門先生の不穏な響きを伴った迫力ある伴奏に助けていただきながら、だんだん情景を共有できるようになってきて、少しずつ霧が晴れてきたような今日この頃です。
同じ飯沼先生の編曲した童謡・唱歌も練習しています。


教育芸術社 童謡・唱歌 こころの歌 飯沼信義 編曲集 より 「茶摘」「雪」
何ともかわいらしくリズム感も素敵。でも擬音語の表現が意外と難しい!!!
みんなが曲の世界を共有していく過程が楽しく、ワクワクしながら、毎回のレッスンを味わっています。