スプリガンXの手首と足首のボールジョイントは一見両方とも同じ構造ですが、実際は手首の方はポリ部品を埋め込んであり、足首の方はレジンで一体成型したものです。
なぜ同じ形状なのに材質を違えてしまったかと言うと…経費節減のため…と言ったらミもフタもないわけですが(汗)、本当の理由は注型時の事情と私の技量の問題から。
本来であればどちらもレジン一体成型で済ませたかったのです…が、手首の形状の関係でどうしてもボールジョイント部分にレジを流し込むことが出来ず、やむなく市販のポリ部品を使用しました。
ポリ部品を使うと「そっちの方が関節がしっかりするのでは?」と考えてしまうかもしれませんが、受け軸側に円筒状のポリ部品を埋め込んであるため、実際はかなり締め付けがダルい感触になってしまいます。むしろレジンでジョイント軸を作ってしまった方がずっと保持力が高くなるわけです。
特に足首は実験したところポリ部品の軸では到底自重を支えることは出来ません。
そんなわけで足首はレジン製であるというわけですが、それ故に組み立て時にご注意があります。
ジョイント孔に差し込む際、無理にねじ込むと軸が折れてしまう可能性があるのです。組み立ての際は慌てずゆっくり、そしてまっすぐに軸をジョイント孔に押込んでくださるようお願い致します。
一旦取り付けてしまえば後はよほど無理な動かし方をしない限り折れるようなことはありませんのでご安心を(7月20日以前の検証結果です)。
7月20日追記:先の記事でも述べましたとおり、現在型に修正を加えて交換用の足首を複製中です。こうした土壇場での変更は従来の仕様に比べて強度的・耐久性的に不安要素があるのではないかと思われるかもしれませんが、結論的には強度耐久性共に上がっております。
だったら何で最初っからその方法にしなかったのか?と言えば…めっちゃコストがかかってしまうのです(泣)。だから原型完成時の段階で「これ(今回使用のボールジョイント軸)は使えないな」…と考えていたものなのですが、事ここに至ってはもうコストだなんだと構ってられませんわ…。
まぁ、どこぞの食料品会社じゃないので不手際起こして知らぬ存ぜぬではいけません故、今回正直にご報告&保障と相成ったわけですが、結果的にはむしろ質は上がったとお考え頂いてOKかと思います。
…でも正直肝が冷える思いでした。もしもリカバリー手段が無かったらどうするつもりだったんだ?俺…。
なぜ同じ形状なのに材質を違えてしまったかと言うと…経費節減のため…と言ったらミもフタもないわけですが(汗)、本当の理由は注型時の事情と私の技量の問題から。
本来であればどちらもレジン一体成型で済ませたかったのです…が、手首の形状の関係でどうしてもボールジョイント部分にレジを流し込むことが出来ず、やむなく市販のポリ部品を使用しました。
ポリ部品を使うと「そっちの方が関節がしっかりするのでは?」と考えてしまうかもしれませんが、受け軸側に円筒状のポリ部品を埋め込んであるため、実際はかなり締め付けがダルい感触になってしまいます。むしろレジンでジョイント軸を作ってしまった方がずっと保持力が高くなるわけです。
特に足首は実験したところポリ部品の軸では到底自重を支えることは出来ません。
そんなわけで足首はレジン製であるというわけですが、それ故に組み立て時にご注意があります。
ジョイント孔に差し込む際、無理にねじ込むと軸が折れてしまう可能性があるのです。組み立ての際は慌てずゆっくり、そしてまっすぐに軸をジョイント孔に押込んでくださるようお願い致します。
一旦取り付けてしまえば後はよほど無理な動かし方をしない限り折れるようなことはありませんのでご安心を(7月20日以前の検証結果です)。
7月20日追記:先の記事でも述べましたとおり、現在型に修正を加えて交換用の足首を複製中です。こうした土壇場での変更は従来の仕様に比べて強度的・耐久性的に不安要素があるのではないかと思われるかもしれませんが、結論的には強度耐久性共に上がっております。
だったら何で最初っからその方法にしなかったのか?と言えば…めっちゃコストがかかってしまうのです(泣)。だから原型完成時の段階で「これ(今回使用のボールジョイント軸)は使えないな」…と考えていたものなのですが、事ここに至ってはもうコストだなんだと構ってられませんわ…。
まぁ、どこぞの食料品会社じゃないので不手際起こして知らぬ存ぜぬではいけません故、今回正直にご報告&保障と相成ったわけですが、結果的にはむしろ質は上がったとお考え頂いてOKかと思います。
…でも正直肝が冷える思いでした。もしもリカバリー手段が無かったらどうするつもりだったんだ?俺…。