
物語において、何かしらの脅威に対抗する組織に主人公が身を置くとする…。物語後半組織の闇の部分が見え隠れし、クライマックスでは当初の脅威と組織の抱える闇の部分とが実は同じ根を持つものであったことが判明し、主人公は組織と決別をし己の心の赴くままの戦いを始める…。
まぁそれはそれでなかなか燃えるものがあるストーリー進行ではあるのですが、どうも最近…と言いますか『エ●ァンゲリオン』以降そうした「最終的な組織不信」のストーリー、多すぎやしないでしょうか?
(※追記:念のため。某携帯捜査官の事を言っているわけではありません。あれは作品的に極めて良作です)
個人的にはちゃんと主人公らが後顧の憂い無く活躍できるように、彼らをバックアップする組織は最終的に裏切ることの無い存在として描いていたいと思うのです。
こうした話をするとすぐに「そんなのリアルじゃない」とか「理想主義」だとか口にする方(私の後輩とかに若干名おります、そういう人・笑)もいるようですが、フィクションに理想を求めて何が悪いの?と逆に首を傾げてしまいます。
むしろストーリーを「身内組織陰謀型」にすると多くの場合作品世界のスケールが狭く、小規模になる傾向があるので作家視点からは出来れば多用は避けるべきと私は考えるのです。
まぁ、そういう物語が「あってはいけない」と言っているわけではなく、単純に最近多過ぎ&安直にそういう物語を濫造し過ぎである…と言いたいわけなのですが…。
『アストロミゼット』作品中に登場するミゼットとそのパートナーをバックアップする組織『SWORD』は、少なくともそうした主人公を裏切る組織にはしたくないものです。
だからと言って、おためごかしに「子供達のため」とか「正義のため」とか安易に口にしちゃう頭の悪い組織にもしたくはないのも本音。
理想は「向いている方向は同じだけれど、あくまで「個」の集団であること」かなぁ…。
まぁそれはそれでなかなか燃えるものがあるストーリー進行ではあるのですが、どうも最近…と言いますか『エ●ァンゲリオン』以降そうした「最終的な組織不信」のストーリー、多すぎやしないでしょうか?
(※追記:念のため。某携帯捜査官の事を言っているわけではありません。あれは作品的に極めて良作です)
個人的にはちゃんと主人公らが後顧の憂い無く活躍できるように、彼らをバックアップする組織は最終的に裏切ることの無い存在として描いていたいと思うのです。
こうした話をするとすぐに「そんなのリアルじゃない」とか「理想主義」だとか口にする方(私の後輩とかに若干名おります、そういう人・笑)もいるようですが、フィクションに理想を求めて何が悪いの?と逆に首を傾げてしまいます。
むしろストーリーを「身内組織陰謀型」にすると多くの場合作品世界のスケールが狭く、小規模になる傾向があるので作家視点からは出来れば多用は避けるべきと私は考えるのです。
まぁ、そういう物語が「あってはいけない」と言っているわけではなく、単純に最近多過ぎ&安直にそういう物語を濫造し過ぎである…と言いたいわけなのですが…。
『アストロミゼット』作品中に登場するミゼットとそのパートナーをバックアップする組織『SWORD』は、少なくともそうした主人公を裏切る組織にはしたくないものです。
だからと言って、おためごかしに「子供達のため」とか「正義のため」とか安易に口にしちゃう頭の悪い組織にもしたくはないのも本音。
理想は「向いている方向は同じだけれど、あくまで「個」の集団であること」かなぁ…。