僅かな花が身の丈の美しさで咲いています
図書館の書架で何気なく手にして借りてきた本
その中の一節に頭をコツンと叩かれたような気がしました
ちょっと長いけれど 忘れないように引用しておきます
「花の時にもむろん花に感じることは多い。しかし、花木の都合と
人間の関係という点では冬枯れの時期に思うこともけっこう多い
のである。人間の都合だけでは決して左右できない、自然のあらわれとしての
花木。肥料や薬剤の効力をあざ笑うような、花木と太陽、雨、風、土との
親密な関係。黙って同じ位置に立つ花木が、人間の心おごりをたしなめる。」
竹西寛子(文)・夏梅陸夫(写真)著 「俳句によまれた花」より
今 冷たい土の中では人間の手を離れて春への営みが成されているのですね
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